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  1. Researches/

研究テーマ Theme

Table of Contents

知的・発達障害の支援枠組み
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池田研究室が提唱する知的・発達障害をとらえる枠組みです。児童生徒の自立と社会参加に向けて必要な適応行動をいかに高めるかを目標として、知性の3つの中核的な要素である知的機能・実行機能・社会機能の観点から実態把握と必要な支援を行います。知性という個人因子に影響を与える環境因子も想定しながら支援を考えていきます。

実行機能の発達と障害
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実行機能(Executive Function)とは、目標を達成するために、自己の思考や行動を意識的にコントロールする認知システムです。目標を意識したり、目標に対する取り組み方を考えたり、関連のない事をしないようにして目標に集中したりということが含まれます。これまで、関連のない事をしないようにする「抑制」に焦点を当てた研究を行ってきました。抑制が幼いころから成人にいたるまでどのように発達するのか、知的障害のある子どもは抑制の困難があるのかを検討してきました。現在は、知的障害のある子どもの実行機能全般の実態を把握することに取り組んでいます。

実行機能の教育的支援方法の考案にも取り組んでいます。実行機能という観点から、環境をどのように整え、周囲の人たちがどのように関わっていけば、子どもたちが能力を発揮して活動に取り組み、自分の生活を自分でコントロールしているという意識を持つことができるようになるか、それによって自信に満ちた生活を送ることができるようになるかを大切なポイントとして取り組んでいます。

  • 2025-2027. JSPS科研費25K06445(基盤研究(C)「知的障害者の実行機能の発達機序の解明」研究代表)
  • 2025 令和7年度東京学芸大学若手教員等研究支援費「知的障害児・者の実行機能特性に関する認知神経科学的研究」
  • 2024 令和6年度東京学芸大学若手教員等研究支援費「知的障害児・者における実行機能の機序解明」
  • 2020-2024. JSPS科研費20K14048(若手研究「知的障害者の実行機能特性の解明と教育的支援モデルの構築に関する認知神経科学的研究」研究代表)
  • 2016-2018. JSPS科研費JP16K21049(若手研究(B)「知的障害者の実行機能特性の解明」研究代表)
  • 2015 平成27年度上越教育大学研究プロジェクト(若手研究「知的障害児・者の抑制機能障害に対する支援方法の検討Ⅱ」研究代表)
  • 2014 平成26年度上越教育大学研究プロジェクト(若手研究「知的障害児・者の抑制機能障害に対する支援方法の検討」研究代表)
  • 2011-2013. JSPS科研費11J10662(特別研究員奨励費「発達障害児の実行機能の制約とその支援方法の開発に関する研究」研究代表)

ワーキングメモリ・不安と教科学習の関連
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国語・算数などの教科学習にワーキングメモリや不安がどのように関連するかを通して、支援の糸口を明らかにしようと取り組んでいます。

  • 2022年度第2回外国人招へい研究者(短期)「ワーキングメモリと高次認知機能の関連に関する日伊文化比較研究」
  • 2021 令和3年度上越教育大学研究プロジェクト(若手研究「特別な教育的ニーズのある子の算数の学習支援方法の開発Ⅱ」研究代表)
  • 2020 令和2年度上越教育大学研究プロジェクト(若手研究「特別な教育的ニーズのある子の算数の学習支援方法の開発」研究代表)

翻訳尺度:The Abbreviated Math Anxiety Scale (Hopko et al., 2003, Assessment)

特別な教育的ニーズのある子の学習支援プログラムの開発
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知的障害や発達障害のある子を含む特別な教育的ニーズのある子の学習支援プログラムの開発に取り組んでいます。発達障害の生物-心理-社会モデルや学習面・生活面・社会面の3観点に基づく広範なアセスメントを用いること、個別の指導計画や日誌、カンファレンスを通した教職員と専門スタッフとの連携・協働を図ること、そしてそれらの要素を取り入れてR-PDCAサイクルで支援を行うことによって教育上の困難に対して包括的にアプローチすることに主眼を置いています。

  • 2022-2023. 令和4年度上越教育大学研究プロジェクト(「小学校と連携した特別な教育的ニーズのある子のチーム支援プログラムの開発」 研究代表)
  • 2018-2019. 平成30年度上越教育大学研究プロジェクト(特別研究「附属学校と連携した特別な教育的ニーズのある子の学習支援プログラムの開発」研究代表)
  • 2016-2017. 平成28年度上越教育大学研究プロジェクト(一般研究「特別な教育的ニーズのある児童を含む小集団活動場面を活用した学習支援方法の開発」研究分担・研究代表)

翻訳尺度:The Attitudes to Inclusion Scale and Intention to Teach in Inclusive Classroom Scale (Sharma & Jacobs, 2016, Teaching and Teacher Education)