本校では、いわゆる制服などは定めていません。本校の生徒心得に「中学生らしい品位ある服装を用い、常に正しい姿勢をとり、清潔に留意する」とあるように、「生徒が自主的に<中学生らしさ>を判断し、自らを律していく」という態度や常識を育てていきたいというねらいによるものです。
中学生が学校生活を営むに相応しい、品位ある服装であることが大前提で、決して「自由服」や「普段着」を認めているわけではありません。
多くの生徒が冬は男子はブレザーや詰襟、女子はブレザーやセーラー服などを着用しています。夏はズボンやスカートにワイシャツやポロシャツ、開襟シャツなどを合わせています。色味は白または淡い色のシャツ、スカートやズボン、ジャケットは紺、黒、灰、茶などが中学生らしい服装と考えています。体温調節のために季節に合わせてセーターやベスト、登下校の際のコートなどを着用している生徒が多いようです。
なお、「中学生らしい品位ある服装」に以下のようなものはそぐわないものとして考えています。
<中学生らしい品位ある服装にそぐわない例>
・短いスカートやサイズの極端に大きいズボン
・上着の上から出てしまったり、臀部を隠すように長いセーターやカーディガン、ベスト
・セーターやカーディガンのみを着用し、ブレザーや詰襟を着用しない
・過度の色彩を持つシャツやスカート、ジャケット