実施方法
上述の経緯を受けて、以下のようなワークショップを企画した。
①メインテーマ
「連合学校教育学研究科で研究する意義とは」
②サブテーマ
限られた時間での議論を円滑にするため、サブテーマを用意した。参加者にはこれらを事前に与え、ワークシートに考えを記入してもらった。サブテーマは以下の6つである。「連合大学院で研究することの自分にとっての意義は何か」、「大学間・講座間・講座内での連携や共同研究を進めるために必要なことは何か」、「連合大学院で獲得できる教員養成資質とは」、「連合大学院で養成される研究者像とは」、「本学・本研究科が教育の発展に果たすべき役割とは」、「学校現場とのつながりをどのように確保するか」。
ワークショップの流れは、以下の通りである。
①本研究科の概要説明
専任教員である鎌田先生にお願いし、本研究科の趣旨および目的を確認した。
②グループディスカッション
多様な専門性を持つ仲間との意見交換を期待し、講座が入り混じった6グループ(1グループ7~8名程度)を作成した。議論を円滑に進めるため、各グループの運営委員から一人をファシリテータとして任命した。
③報告会
グループごとのファシリテータが、議論でまとまった意見を発表し、全体共有した。 |