1 本年度ワークショップ企画について
本年度の合同ゼミナールの全体テーマを「今後の教育学研究を考える」と設定した。設定理由としては、多領域にわたる教育学研究において、自己の専門領域のみでなく、隣接領域及びより広い視野で教育を捉え直したいという狙いからである。
この全体テーマを踏まえ、今年度のワークショップではテーマに対しあえて抽象性を持たせ、多岐に及ぶ専門領域から意見を引き出しやすいと思われるテーマを設定した。そして、実行委員会での協議の結果【Ⅰ:普通学級におけるマイノリティの受け入れ方】【Ⅱ:教育学研究者に求められる資質とは?】【Ⅲ:チームで研究を進めることの長所・短所】【Ⅳ:教育学における基礎研究の意義】の4テーマを設定した。
上記のワークショップテーマは各領域からそれぞれの視点での定義(「マイノリティ」や「基礎研究」など)についての意見も吸い上げることも目的としていたため、事前に希望のテーマを選択してもらった。
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