日時、場所:平成14年2月22日(金) 東京学芸大学 事務局棟第一会議室
講 演1 :「教育学部・大学院をめぐる問題の構造」
ミシガン州立大学教授 デービッド F. ラバレー博士
講 演2 :教師教育プログラムとその実際―ミドル・テネシー州立大学の事例を中心に―
センター客員教授 ジェーン L. ウィリアムズ博士
本特別講演会は、東京学芸大学と当センターとの共催により開催された。本講演会のために、アメリカ合州国より来日されたディビッド・ラバレー博士の講演と、当センター客員教授ジェイン・L・ウィリアムズ博士の講演とがあった。ウィリアムズ博士のプロフィールと講演内容については、こちらを参照。
(1)ディビッド・ラバレー博士プロフィール
現ミシガン大学教授。教育社会学、教育史。政治や市場圧力が教育組織に与える影響の社会学的・歴史的研究で知られ、教育学部問題の構造分析や公教育改革の研究で、アメリカ教育研究学会賞など多数を受賞。
(2)講演概要
演題は「教育学部・大学院をめぐる問題の構造」。通訳は当センター講師佐久間亜紀。
講演では、アメリカの高等教育において、教育学部の「地位」が低いことが紹介され、なぜ、どのようなメカニズムで教育学部の地位の低さが生起しているかの社会学的・史的分析がおこなわれた。最大の要因として指摘されたのが、市場圧力であった。
詳細については、当センター研究年報49-58頁に掲載されています。
デービッド・F・ラバレー博士
ジェイン・L・ウィリアムズ博士