公開研究会 2002年12月14日

大学における教員養成と教育学部問題
−タイの動向を手がかりに−

日 時:  2002年12月14日(土) 14:00〜16:30
場 所:  東京学芸大学・第一会議室  (事務局棟3F)
                            参加無料

 12月14日、悪天候の中、学内・学外から約20名の方々のご参加をいただき、表記研究会を開催いたしました。
 センター長挨拶の後に、「タイ国教育制度の概要」についての堀内孜氏(京都教育大学教授)からの話題提供があり、それに続いてヴァラポン博士による「タイにおける教員養成教育−その今日的動向− 」 (Teacher Education in Thailand −Recent Trends) のレクチャーがありました。ヴァラポン博士のレクチャーは、タイにおける初等・中等教育の教員養成の現状、そして彼女自身の勤務するチュラロンコン大学教育学部の事例紹介などを主な柱とするものでした。
 その後の質疑応答では、日本の教員養成の現実に引き比べてタイのラジャパット・インスティツートの事例が参考になることもあってか、活発な質問が相次ぎ、予定された時間を超過することとなりました。
 今後も、機会があればこのような形での公開研究会を開催していきたいと考えております。
 なお、この研究会の記録は、当センターの年報第二号(2003年春刊行予定)に採録される予定です。