教員養成における教職大学院の意味を問う
☆日 時 2006年10月21日(土) 13時30分−17時30分
☆会 場 東京学芸大学・中央講義棟 C402教室
☆主 催 東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センター
☆後 援 日本教育大学協会・東京都教育委員会・
小金井市教育委員会・国分寺市教育委員会・小平市教育委員会
「学校の制度疲労」といわれ、「第三の教育改革」が提起されている現在、教師・学校教育の中身と在り方が厳しく問われ、同時に教員養成や教員研修の制度とその内容・方法、そして「大学での教員養成」の在り方自体を含めた総点検が求められてきています。また、今年7月の中央教育審議会答申「今後の教員養成・免許制度の在り方について」では、これまでの「大学における教員養成と研修」の制度と内容・方法の改革を要請するものとなっています。
今回の教員養成カリキュラム開発研究センター主催のシンポジウムでは、このような今日的「教員養成と研修」の在り方への問いに対する1つの改革課題=結節点である「教職大学院」に焦点をあてます。
とりわけ「何が教師・学校に期待され、教員養成において問われているのか」「高度専門職として教師の養成に、大学・学部は何ができるのか」「教育への期待が高まる中で、諸外国ではどう対応しようとしているのか」という視点から提案を受け、「教職大学院」設置の意味を考えたいと思います。
また、全国で進行しつつある教員養成・研修への改革構想と課題についても、情報交換し、在るべき姿を探る機会となることを期待しています。(入場無料)
プログラム
1 全国の「教職大学院」への取り組み状況(資料紹介)
2 シンポジウム
本学教員養成カリキュラム開発研究センター客員教授
東京都教職員研修センター所長 近藤精一氏
静岡大学教育学部教授 山ア準二氏
大阪教育大学教授 米川英樹氏
3 討論と情報交換
指定討論者 東京都小学校長会副会長・調査研究部長
港区立御成門小学校長 池田芳和氏
福島大学教授 臼井嘉一氏
本学教員養成カリキュラム開発研究センター
三石 初雄