「21世紀型学力」と教師の役割
日時:2015年12月13日(日)13時30分〜16時30分
場所:東京学芸大学 小金井キャンパス 中央講義棟 C201教室
2000年に全国共同利用施設として発足した本センターのシンポジウム「これからの学校教育と教員養成カリキュラム」も16回目を迎えました。
今回は、「21世紀型学力」を軸に、これからの教師のあり方を考えます。OECDが「社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力」「多様な社会グループにおける人間関係形成能力」「自律的に行動する能力」の三つをキーコンピテンシーとして挙げたことを契機として、日本の教育政策においても学習指導要領の改訂などをめぐって学力の捉え方の変容が見られます。
教育現場が変わっていく中、そもそも「21世紀型学力」とは何なのか、そしてこれからの教師の役割や教員養成はどうあるべきなのか。こうした課題を検討するために、今回は次期学習指導要領に向けて文部科学省の審議会等での検討に関わってこられた安彦忠彦氏、教職大学院等で教員養成の実践に関わりつつ研究を進めておられる三石初雄氏、日本・OECD共同プロジェクト「新たな教育モデル2030」の一環として本学が立ち上げた「次世代教育研究推進機構」を担当されている岸学氏の三名の提案者をお招きし、フロアの方々も含め議論を深めたいと考えております。
【シンポジウム】
「「21世紀型学力」と教師の役割」
安彦 忠彦 氏 (神奈川大学特別招聘教授、文部科学省「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会」主査)
「教員養成政策と「21世紀型学力」」
三石 初雄 氏 (帝京大学教授、日本教師教育学会会長・東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センター客員教授)
「東京学芸大学次世代教育研究機構の取組とアクティブラーニング」
岸 学 氏 (東京学芸大学副学長、東京学芸大学「日本における次世代対応型教育モデルの研究開発」プロジェクト担当)
【司会】
岩田 康之 (東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センター教授)