第三日目(2003.12.23)

8:50 昨日は月曜日なので、まだ学校があるところもあり、そのため「ふれあいミクロのサイエンス」はお休みにしました。さて、一日あいた今日は最終日。昨日作ったプレパラートを顕微鏡観察し、どの種類がどれだけいるかを数え、水質判定を行いました。SimRiverでバーチャル体験をしてあるので、割合スムーズに同定・計数が行えます。また、交代で放散虫と珪藻の走査電子顕微鏡観察も行いました。

13:00 昼食後も交代で電子顕微鏡観察をするとともに、今から20年前の多摩橋で採集した珪藻プレパラートの観察も行いました。20年前は参加者の誰もが、まだ生まれていない時代です。その時代の多摩川の環境をプレパラートから知ることができるので、みんな興味津々です。

15:00 各班とも珪藻による水質判定の結果がでました。判定した汚濁指数は必ずしも同じではありませんでしたが、平均値をとると、確かな傾向が明らかになりました。黒板に結果をまとめ、全員でそれを確認し、その理由を話し合いました。

そして、今後、環境問題に対し参加者一人一人がどのようにしていったらよいかを発表し、3日間の活動を終えました。(解散16:15) 


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