知的障害特別支援学校高等部における
理科授業の充実を図るための
授業教材の開発
実践内容や実験・観察で
活用できるツールの紹介
今年度の研究では、知的障害特別支援学校高等部の
理科授業における授業教材の開発、
開発した授業教材を基にした研究授業、
授業アンケートの記録・学習状況の観察、
生徒へのインタビュー調査等を実施しました。
ここでは、実践内容や実験・観察で活用した
ツールについて紹介します。
 事例 1
天気の変化に関する
授業づくり
 タブレット端末を活用し、雲の量や動きによって天気の変化があることを観察で確認しました。また、雲の形や量、動きの多様さについては映像を用いて確認したり、気象情報を調べながら天気の変化について予測する学習を行いました。
 事例 2
土地のつくりと変化に
関する授業づくり
 土地やその中に含まれる物に着目して、土地のつくりやでき方について学習しました。多面的に調べる活動をするため、粒の大きさが異なる3種類のカラフルサンドを使用して実験を行いました。学習を通して、土地は砂、れき、泥、火山灰などからできていること確認しました。
 事例 3
実験・観察で活用できる
タブレット用レンズ
 理科の授業で「顕微鏡」を活用して実験や観察をすることが多いと思います。このタブレット用レンズは、タブレットのカメラに挟むだけの手軽に使用できるレンズで、比較的安価であるのが特徴です。持ち運びもできるため屋外での観察も可能です。
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