9月の心を休める
2026-09-14 18:03 | by 中村 |
夏休みが明け、忙しい9月が始まりました。2学期は行事も多いので、部活や委員会活動などで様々な役割を担って頑張る子どもたちも多いと思います。図書館には今日も元気いっぱいの生徒たちが、羽を休めにやってきます。
9月は、子どもも大人も知らず知らずのうちに、心がちょっと疲れてしまう時期かもしれません。そんな日常にそっと寄り添える本を用意して、毎年この時期に少しの間だけ展示をしています。
厚生労働省の補助事業「SNS等自殺防止相談事業関連プロジェクト」として2024年にスタートしたウェブサイト『かくれてしまえばいいのです』についても、QRコードを付けて案内しています。生きるのがしんどいと感じている子ども・若者向けのWeb空間で、匿名・無料で24時間いつでも利用することができます。プロジェクトのコンセプト策定や全体の世界観・コンテンツ制作などには、絵本作家のヨシタケシンスケさんが関わり、温かで優しいWeb空間となっています。
辛さやモヤモヤ感の程度は人それぞれですが、一人で悩まずに誰かと繋がることで解決する問題もあります。このサイトに出てくる「むかんけいばあちゃん」のように、成績やクラス運営に関係ない「むかんけいししょ」が、“隠れ家”を案内するのもアリかなと思います。
特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク
『生きるのがしんどいあなたのためのWeb空間 かくれてしまえばいいのです』
誰にとっても9月の朝が、重いものではないといいなと願っています。
(東京学芸大学附属竹早中学校 司書 中村誠子)