金環日食
2012-05-02 14:13 | by 岡田(主担) |
以前から地学の教員に「金環日食にあたり教科で図書の推薦をお願いします」と依頼していました。天文計算の本から太陽物理学の本まで幅広い宇宙の本が集まりました。晴れても降っても一生の思い出になる展示になります。『続きを読む』に本校推薦図書をのせました。どうぞご覧下さい。
金環食の推薦図書
地学の先生に依頼して5/21の金環日食の本を選びました。
日本では25年ぶりの特別な自然現象です。是非知識を高めて金環食にのぞみましょう。
『天文マニア育成マニュアル』福江純著 恒星社厚生閣 440テ 2010年
とても楽しい本です。日常の疑問から壮大な宇宙のことまで大変親切に書かれてあります。知っているはずのことがもっとよく理解できます。天文に詳しい生徒は「自分が教員だったら小学生になんて教えるかな?」と先生の立場になって読むと力がつくと思います
『日食計算の基礎』長沢工著 地人書館 444.7ナ 2011年
とても大変な本です。上記が「天文マニア」だとするとこちらは「計算マニア」の本です。ニュートン法、はさみうち法、繰り返し代入法、コンピューター作画など変化に富んだ計算の醍醐味が味わえる天文計算。「天文計算好き」のあなたに捧げる1冊です。
『基礎からわかる天文学』半田利弘著 誠文堂新光社 440ハ 2011年
イラストや写真を交えて、現代天文学が対象としている話題を基礎理論をもとにして書かれた宇宙の本。
『太陽は23歳!?』 日江井榮二郎著 岩波ライブラリー 444ヒ 2009年
月に太陽が隠れるのが皆既日食。ではその太陽ってなんですか?と改めて考える本です。太陽物理学者が豊富な経験談を交えて日食の仕組みを解明します。
『金環日食2012』アスキームック
2012年から2042年の皆既日食ー金環日食がのってます。違いが一目瞭然。一足先に日食に出会いたい方に。
『日食が観測できる本』国立天文台監修 二見書房 2012年
小学生の頃買ってもらった、科学の付録付き雑誌を思い起こさせます。専門家がわかりやすく楽しく観測できるように解説します。
東京学芸大学附属高校図書館 司書 岡田和美