ワールドカップで、サッカー展示をすべきでしょうが、玄関前や学級でも、凝っているので、図書館ではオーソドックスに、雨やカエル、カタツムリやアジサイのほかに、時の記念日の特集をしました。
 
 キーワードは
時間 、時刻、 時計、時計職人、子午線、グリニッジ天文台、タイムワープなどなど。

 高学年を中心に、ミニブックトークなどしました。

 1冊目は『まるいちきゅうのまるいちにち』(童話屋)

「いま 」この瞬間は、世界各地で日付と時刻が違っていますね。この絵本は、9人の世界的な絵本作家が、無人島と8各国の新年を迎える様子を、イギリスにあるグリニッジ標準時０時からスタートさせます。

 時間泥棒が現れる『モモ』、柱時計が13の時報を知らせる『トムは真夜中の庭で』、永遠の命の『時をさまようタック』…数百年の眠りを繰り返す『白狐魔記』など
 
 ラストは『海時計職人　ジョン・ハリソン』　船の上でも狂わない時計―クロノメーターを作り上げ、さらに精度を高めたH4は、とても美しい時計です。グリニッジ天文台に今も保存されているのですよ。　

参照 　中村貴子「ドキドキ書店へようこそ　本と一緒に時間を刻む」（朝日小学生新聞 2014.6.6)                            

 

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