「10代がえらぶ海外文学大賞」第二次投票、いよいよスタート!

2025-08-28 09:23 | by 村上 |

 第1回「10代がえらぶ海外文学大賞」の投票がいよいよ始まりました!期間は9月1日から26日までの3週間です。皆さんの学校でも、特設コーナーを作っていただけたでしょうか?

 東京学芸大学附属司書部会は、この企画を応援し、それぞれの学校で、独自のコーナーを作り、児童・生徒に〝海外文学”に手を伸ばしてもらいたいと工夫を凝らしています。右は、附属竹早小学校の展示コーナーです。ノミネート7作品は、小学生が読めるものももちろんありますが、10代後半が読むにふさわしいものもあります。附属竹早小学校では、ノミネート作品以外にも、小学生に読んでほしい海外作品を一緒に並べています。

 附属竹早小学校は、中学校と図書館を共有しています。そこで、1学期には中学校と一緒に第一次投票で選ばれた22冊の本の表紙から、気に入った本を選んでもらうという企画もしていました。こちらがその時の写真です。

投票結果は、小学校と中学校では違っていたそうで、面白いですね。下の写真は、附属竹早中学校の、「10代がえらぶ海外文学大賞」のコーナーです。

 こちらも、ノミネート作品だけでなく、中学生におすすめの海外文学作品も一緒に展示しています。尚、「今月の学校図書館」は、小中一緒に図書館を授業で活用しやすくするためにリニューアルした様子をレポートしています。併せてご覧ください。


 今回の第二次投票は、1冊でも読んで良かったら投票してもらうというものです。でもたとえ1冊でも読まなければ投票はできないので、本校の場合は本好きな図書委員さんを狙い撃ちして、読んでもらっています。1年生から3年生まで24名いる図書委員の皆さんには、少々圧をかけながら、海外文学の魅力を実感してもらい、投票に繋げていきたいです。

 夏休み中に、選考委員の皆さんが7作の魅力を語ってくれた動画がYouTubeで見られます。こちらは、生徒にも紹介して、投票に直接つながらなくても、海外文学作品について知ってもらう機会にできたらいいなと思っています。

 ぜひ皆さんの学校でも、学校司書・司書教諭主導で、何らかのアクションをお願いします!

(東京学芸大学附属世田谷中学校 学校司書 村上恭子)

 


前の記事 [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ]