1.概要

履修登録単位数上限(CAP制)ってなんのため?
大学での学修は単位を多くとれば良いということではありません。1科目1科目の学びを深めるために,計画的な履修はもちろん,授業や課題のみではなく予習・復習を含めた自学自習の時間を確保することが必要です。
授業の詰め込みすぎを抑えるため,CAP制を設けています。
■履修登録単位数の上限
各学期 28単位
各年度 52単位(C類は56単位)
※4年生には,履修登録単位数の上限はありません。

■上限設定の目安:以下の免許取得が上限範囲内で可能
| 学校教育教員養成課程 | ・主免許(卒業要件を備えれば取得可能) ・副免許(卒業要件とは別に自身で単位を積み上げれば取得可能。) ※ただし,副免許の場合は通常想定される範囲に限る。 |
■CAP除外科目(上限範囲に加算されない,上限に達しても履修登録可能な科目)
- 集中授業(スタディガイド上の標準開設学期が集中となっている場合のみ)
- 教育実習・養護実習(EP)
- 再履修科目(前学期以前の成績が「F」または「失」の科目)
- 単位認定された科目(語学技能検定,留学等)
- 諸資格科目のうち,以下の資格取得のための科目
司書教諭
司書
社会教育主事
学芸員
社会福祉士
スクールソーシャルワーカー
2.CAP緩和申請
やむを得ない事情によりCAPの緩和措置を希望する場合は,CAP緩和措置申請が必要です。CAP緩和措置申請は,例年春学期と秋学期の履修登録期間中に期間を定めて受け付けます。
CAP緩和措置申請期間および提出書類のダウンロードについては,「学芸ポータル」のお知らせを確認してください。
■CAP緩和措置申請の流れ
- ①履修計画&履修登録
- ●年度内の履修計画を立てましょう。
学期単位の履修計画だけでは,秋学期に「こんなハズではなかった!」ということがあるかもしれません。
●学生情報トータルシステムで履修登録を行いましょう。
卒業要件に必要な必修の科目やクラス指定のある科目から優先して登録しましょう。

- ②履修登録エラー
- 履修登録の際,これ以上登録すると上限を超えてしまうというところで,「履修できる単位数を●単位超えています」というエラーメッセージが表示されます。

- ③未登録の科目全てについて履修登録を試す
- CAP除外科目であれば,エラーメッセージが表示された後も履修登録が可能です。
残りの全ての科目について,履修登録を試みてください。

- ④履修登録エラー
- 全ての科目について,履修登録を試みたうえで,エラーメッセージ「履修できる単位数を●単位超えています!」が表示された場合…CAP緩和措置申請ができます。

- ⑤申請しようとする科目の確認
- 確認のポイント
(1)優先順位を決めましょう
※卒業要件は優先順位1位です。副免許を複数取得希望,諸資格を取得希望の場合に,優先順位をつけましょう。
(2)優先順位が真に高い科目は履修登録しておきましょう
(3)申請できない科目がないか確認しましょう
(4)申請しようとする科目の授業担当教員に緩和措置申請を行うこと,履修登録できないが申請結果がわかるまで出席したいこと,を伝え,受講許可を取ってください。また,WebClassやMicrosoft Teamsを使用する場合は,招待していただくようお願いしましょう。(使用するかどうかは,初回の授業で確認してください。)
(5)申請後の,申請科目の変更は認めません。申請科目は慎重に選びましょう。

- ⑥提出書類を準備
- 以下の3点を準備してください。
1つでも不足があると受付できません。
(1)履修登録単位数上限の緩和措置申請書
(2)個人時間割(学生情報トータルシステムから印刷したものに限ります。)
(3)チェックリスト

- ⑦指導教員と相談
- ・履修計画に無理はないか?
・優先順位は妥当か?
などについて,指導教員に確認してもらったうえで,申請書の該当箇所にチェックを入れましょう。

- ⑧CAP緩和措置申請
- 申請期間・受付時間は,「学芸ポータル」のお知らせを確認してください。
・期間厳守です。
・申請は窓口でのみ受け付けます。
真にやむを得ず窓口での申請が困難な場合は,指導教員を通じて事前にご連絡ください。

- ⑨審査・結果通知
- 履修登録期間内に審査を行い,結果を「学芸ポータル」のお知らせで通知します。
科目の承認・不承認は,学生情報トータルシステムの個人時間割で確認してください。
◎承認された科目
学務課で代理登録を行います。代理登録の科目は学生からは削除できません。
×承認されなかった科目
学務課で履修登録しません。再度自身で優先順位について検討し,履修登録期間内であれば,履修登録の変更が可能です。(承認された科目を除く。)

