WaSIT Water Special Interest Tours Tokyo Gakugei University

(2019.2.16)源流探しツアー

源流を目指して多摩川を遡上するツアー。下流・中流・上流で川の様子や地形、礫、風景の変化を体感します。奥多摩では釣果で作るニジマスの塩焼きが絶品!
河口から中流、奥多摩の源流まで
流域ごとに表情を変える東京圏の一級河川
川崎→南多摩→奥多摩湖と遡上し、多摩川の下流~中流~上流の川や地形、礫、風景の変化を体感する日帰り弾丸ツアー。奥多摩ではニジマス釣り体験ができ、その場で塩焼きにして熱々をいただきます。「水と緑のふれあい館」では、その日辿った多摩川を俯瞰してみましょう。奥多摩湖までたどり着きましたが、源流ではありません。その先を探してみるのも楽しみですね。
企画・参加者
舘花嗣人(環境教育)/原田貴之(環境教育)/吉田安理沙(環境教育)/鈴木享子(研究員)

photos

行程
8:00 川崎駅集合
多摩川下流域の観察
9:08 川崎駅発
10:00頃 南多摩駅
多摩川中流域の観察
12:15 奥多摩駅着
12:30~ マス釣り@氷川国際ます釣り場
多摩川上流域の観察
昼食(釣ったニジマス+蕎麦)
15:32 奥多摩駅発
16:00 奥多摩湖・奥多摩水と緑のふれあい館見学
17:45 奥多摩駅発
19:00 立川駅着
感想
海がすぐそこにある多摩川下流は川幅が広く、河川敷にはたくさんの人がいましたが、中流では明らかに川幅が狭くなり深さも浅くなっていました。川岸の石は削られたものが多く水切りにはピッタリ、小学生以来の水切りを楽しみました。また、石の裏にはたくさんの川虫がいました。下流と比べて、見た目だけでなく生態系も大きく変化していました。(T.T)

多摩川を下流・中流・上流へと1日で移動したことで、川の水深や川幅だけでなく、見た目のきれいさや匂い、ゴミなど河川の様子を比較することができた。上流では魚釣りも体験し、釣った魚で調理した塩焼きはうまかった。今回の源流探しツアーでは、最後にダム(奥多摩湖)にたどり着いたが、博物館内にある多摩川の地図を見るとまだ先があった。今回のツアーで真の意味での源流を見つけることはできなかったが、悠久の大自然を感じることができた。今後さらにこの先に行って、源流を追及してみたい。(T.H)