WaSIT Water Special Interest Tours Tokyo Gakugei University

(2019.2.23)CulSIT 冬の奥秩父の旅

自然が作り出した地形を巡る奥秩父の旅。荒川、岩畳、川下り、湧水、うどん、ダム、氷柱など「水」をキーワードに様々な切り口から秩父の魅力を再発掘します。
奥秩父の「水」をめぐる
冬ならではの学びのツアー
埼玉県奥秩父を訪れ、自然が作り出した地形を巡り、水に関する自然環境・文化・歴史など様々な視点から私たちの生活と水との関わりを学ぶツアー。長瀞では、こたつ船からダイナミックな岩畳や雄大な荒川を味わい、お昼にはうどん打ちに挑戦。秩父では、浦山ダムを見学するほか、武甲山に育まれた湧水が湧く不動尊にも立ち寄ります。クライマックスは、ライトアップされた芦ヶ久保氷柱へ。自然の神秘を感じることができます。
企画・参加者
梁取優太(環境教育)/亀岡万里奈(美術)/中城美優(環境教育)/林愛子(環境教育)/吉冨友恭(教員)

photos

行程
8:20 所沢駅集合
10:30 長瀞駅着
こたつ船川下り@荒川
11:40 うどん打ち体験→昼食(うどん)
14:00 長瀞駅発
14:30 浦山口駅
14:45 浦山ダム(見学・散策)
16:00 浦山口駅
御花畑駅
16:15 秩父神社
17:15 芦ヶ久保駅着
あしがくぼ氷柱見学
18:30 芦ヶ久保駅発
所沢駅着
感想
大学からわずか1時間ほどの地域に、これだけの自然があるのかと驚いた。冬場にはこたつ船、夏場にはウォータースポーツなど、レジャーとしての水辺を楽しむことができる。冬季には秩父三大氷柱がある。浦山ダムはアクセスが比較的よく、資料館があることから、足をのばしやすい施設である。秩父はこのように観光として水辺を提供している印象を受けた。東京の都心に住んでいても、日帰りで綺麗な水辺を楽しむことができる。(M.N)

ただ観光をして終わりではなく、長瀞の川辺の自然環境や訪れたダムの役割といった学習的な面と、うどん打ち体験や芦ヶ久保の氷柱観察などの観光的な面を併せ持つ内容になっており、楽しみながらその郷土や歴史、技術などを幅広く学ぶことができた。WaSIT の活動によって、より多くの人々が自然や水辺について関心を持ち、日々の生活に密接に関わっているということを知ってもらえたら、今以上に環境に優しい生活や取り組みをすすんで行うことができるようになるのではないかと感じた。(M.K)