学校図書館の日常   (トピックス・よみきかせ・ブックトーク・広報・展示・レファレンス)

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学校図書館トピックス

学校図書館トピックス >> 記事詳細

2016/11/20

「Library of the Year 2016 優秀賞&オーディエンス賞を受賞しました!」

Tweet ThisSend to Facebook | by 金澤(主担)

 第18回 図書館総合展(2016119日)にて開催されました、Library of the Year 2016 最終選考会で優秀賞を受賞している4団体がプレゼンを行い、大賞とオーディエンス賞を決定しました。
 「東京学芸大学学校図書館運営専門委員会」は、おしくも大賞は逃がしましたが、オーディエンス賞を受賞しました。
 東京学芸大学学校図書館専門委員会とは、この学校図書館活用データベースを継続的に運営している会です。私どもが、優秀賞をいただいたのは、学校図書館としては、初めての受賞だそうで、とてもうれしく思っています。そのうえ、オーディエンス賞もいただき、とてもうれしく思うとともに、これからの活動にも精進しなければと思っております。 ( LOY2016審査結果、選考委員長の言葉はこちら 受賞の言葉はこちら





10:00

よみきかせ

よみきかせ
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2023/05/08new

よみきかせの可能性

Tweet ThisSend to Facebook | by 松岡(主担)
 これまで感染症対策を考慮しながら、学校図書館の利用についてもさまざまな工夫がされてきたことと思います。本校でも読書スペースを広く確保するために、読み聞かせに利用していた場所にも机を設置して、密になる読み聞かせは行わず、読み聞かせをする時は大型モニターと書画カメラを使用してきました。
 
 昨年度(2022年度)、2年生の図書の時間では定期的な読み聞かせはしていませんでした。何かできないかと考えていたところ、11月の読書月間や学期末に担当の先生の声かけで、いつもと違う図書の時間を楽しんでもらおうと実施した読み聞かせを紹介します。





                『これはのみのぴこ』
                      谷川俊太郎/作 和田誠/絵 
                      サンリード 1989年

 「これはのみのぴこ」「これはのみのぴこの すんでいるねこのごえもん」…とページをめくるごとに増えていく「つみかさねうた」の絵本です。書画カメラでモニターに大きく映し出し、先生と司書二人で1ページずつ交互に読んでいきました。
 この絵本はすらすら読めてしまうよりも、だんだん増えていく言葉に息が続かなかったり途中で言葉を間違えたりすることも楽しめる絵本です。また、交互に読むことで、リレーをするようにバトンタッチして、二人の読みをつなげていく感じも楽しい読み聞かせになりました。
14:08
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ブックトーク

ブックトーク
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2023/05/09new

宮沢賢治の世界

Tweet ThisSend to Facebook | by 中村(主担)
 5月5日に映画『銀河鉄道の父』が公開されました。原作は門井慶喜さんの同名小説で、第158回直木賞を受賞しています。この小説では宮沢賢治の父・政次郎の目を通して見た息子の姿が描かれていますが、あの美しい童話や詩の数々を生み出した賢治の豊かな心が、家族の理解や深い愛に支えられて形づくられていったことが伝わります。 子どもからお年寄りまで、幅広い年代の人々に愛されている宮沢賢治。小学校・中学校・高校までの教科書に作品が掲載されている作家はなかなかいないのではないでしょうか。賢治の作品の奥行きがよく分かりますね。
 今回のブックトークでは、そんな宮沢賢治の作品の魅力をより深く味わうための本をご紹介します。

 1冊目は『イーハトーブ・ガーデン —宮沢賢治が愛した樹木や草花—』(文・写真:赤田秀子 コールサック社 2013年)。賢治の童話に登場する様々な植物の、まさに描かれたその一瞬を撮影した 美しい写真集です。スズランの❝実❞、栗の❝花❞、ビロードのような柳の❝若芽❞・・・私たちがそれらの植物をイメージするときの一般的な姿からは想像もつかない、賢治の目に見えていた世界がそこにあります。文字で読むだけではサラッと飛ばしてしまいそうな植物たちの、気づかなかった瞬間に出会うことができます。その姿を知ることで、賢治の文章がより実感を伴って味わえることでしょう。
15:10
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広報(お薦め本)

授業に役立つ本を紹介します!
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2023/05/11new

『13歳からの経済のしくみ・ことば図鑑』

Tweet ThisSend to Facebook | by 長友(主担)

 『経済学』と聞くと大人でも尻込みするということはないでしょうか。経済を勉強しているときに専門用語の数に驚かされたことがあります。ニュースなどでも聞いたことのある単語の数々、誰でもわかるように意味を伝えることができますか? 子どもたちにもわかるように説明しているのがこの『13歳からの経済のしくみ・ことば図鑑』花岡幸子著(WAVE出版,2018年)です。

 為替はなぜ、またどのような要因で変動するのか、ミクロ経済学・マクロ経済学とは何か、経済学の偉人たちが提唱した説はどんなものがあるのか……。生きていくうえで切っても切れない『お金』が世界をどう動かしているのかがわかる本です。

 13歳から、と本のタイトルにもあるのでやさしい言葉で難しい言葉が説明されています。

 ニュースがより深く理解できるようになったり、知識が増えて他の人たちにも教えることができるようになるかもしれません。経済に興味を持った子どもから大人にまでお勧めできる一冊です。

(東京学芸大学附属小金井中学校 司書 長友春陽)

16:17
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レファレンス

レファレンス
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2023/05/01

世田谷区を住みやすい街にするには

Tweet ThisSend to Facebook | by 岡田(主担)
 今回は地理探究の図書館授業中でのレファレンスを紹介します。1年生の女子生徒から「世田谷区を住みやすい街にするにはどうしたらいいかをテーマにしています」との相談を受けました。司書が最初に疑問に思った点は、生徒が何をもって「住みやすい」と思っているかです。そこが明確でないと今回のようにテーマは良くても、論点がボケた論文や発表になる可能性があります。その点を質問しますと、初めて自分のテーマが漠然としていたことに生徒は気がつきます。例えば「子育てがしやすい」「多様な生き方ができる」「十分な教育が受けられる」「公共施設が充実している(図書館・公園・福祉センターなど)」「交通機関における移動のしやすさ」「企業誘致が積極的に行われている」など指摘すればきりがありません。そこで先ず、論点を明確にするための資料を生徒と一緒に探すことにしました。

区から出ている広報誌や区史などの資料も活用します。

                世田谷区広報誌 2023年 4・5月号
09:50
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テーマ展示

テーマ展示
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2023/05/10new

春、らんまん!

Tweet ThisSend to Facebook | by 渡辺(主担)
 4月からはじまったNHKの連続テレビ小説「らんまん」。主人公のモデルは日本の植物学者、牧野富太郎博士です。牧野博士の出身地は高知県だということは知られていますが、晩年を過ごしたのは東京都練馬区。しかも東大泉町という、まさに東京学芸大学附属国際中等教育学校と附属大泉小学校から徒歩5分ほどのところなのです!現在、牧野博士の過ごした邸宅は「牧野記念庭園」として練馬区が管理しています。
 と、地元が話題となっていることもあり、新学期からカウンターの前には「牧野富太郎書籍コーナー」を設けました。もちろん記念庭園のパンフレットや展示チラシなども取りに行き、書籍と一緒に展示しています。生徒たちにも「こんなに近くなのだから、ぜひ一度行ってみて!しかも無料。でも月曜ではなく火曜日が休館なので気をつけて!」と、まるで区役所からの回し者のように宣伝をしています。

20:27
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