学校図書館の日常   (トピックス・よみきかせ・ブックトーク・広報・展示・レファレンス)

 下にスクロールしてください。よみきかせ・ブックトーク・展示など6つの話題がでてきます。
 

学校図書館トピックス

学校図書館トピックス
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2023/03/13new

イベントなどの紹介

Tweet ThisSend to Facebook | by 金澤(主担)
 アンデルセンの誕生日の4月2日は、「国際子どもの本の日」です。JBBY(日本国際児童図書評議会)が毎年「子どもの本の日フェスティバル」を開催しています。今年は、3月17日~27日に開催されます。オンラインだけではなく、対面のプログラムも用意されています。すでに満席になっているプログラムもありますが、まだ申し込み受け付け中もあります。JBBY子どもの本の日フェスティバル








 公益財団法人 文字・活字文化推進機構が、「絵本と一緒に!お手紙あそび~保育園の現場やご家庭で楽しもう~」という3つの動画を公開しています。
【動画公開中】「絵本と一緒に!お手紙あそび」
 1、講演編「絵本に出あい、文字であらわす」 國學院大學教授 鈴木みゆきさん
 2、ワークショップ編「伝える思い 伝わる心 ステキなお手紙」 絵本作家 スギヤマカナヨさん
 3、ブックトーク&レクチャー編「おすすめお手紙絵本と読み聞かせのコツ」アナウンサー・絵本専門士 近藤麻智子さん

  (東京学芸大学附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)
09:07
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よみきかせ

よみきかせ
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2023/03/03new

保護者おはなし会

Tweet ThisSend to Facebook | by 宮崎(主担)
 竹早小学校では、学期に一回、保護者ボランティアによるおはなし会が行われています。コロナ禍で、しばらく休止していましたが、今年度は元通り、すべてのクラスで、行うことができました。

 おはなし会ボランティアは、各学年8~12名ほどの保護者がメンバーとなっていて、事前の練習など、とても熱心に活動されています。プログラムは絵本の読み聞かせだけでなく、ブラックパネルシアターや紙芝居、また生演奏や効果音をつけたりなど、とても工夫されていて、子どもたちもとても楽しみにしています。

 とくに3学期のおはなし会では、卒業・進級を控えた子どもたちに、保護者のみなさんが伝えたいメッセージや願いのつまった本が選ばれており、聞きごたえのあるものでした。

 3学期のプログラムを紹介します。
6年生『二番目の悪者』(林木林作 庄野ナホコ絵 小さい書房 2021)
 次の王になりたかった金のライオンは、ライバルの銀のライオンに勝つため、銀のライオンについての悪いうわさを流し始めます。最初は信じなかった者たちも、悪気なくうわさを広めていき、いつしかうわさを信じるようになっていきました。その結果、金のライオンが横暴な王となり、国は荒れ果てていく…という寓話的なストーリーです。SNSのトラブルなどが起こりがちな思春期の子どもたちにぴったりの内容で、真剣に聞き入っていました。

   『きみの行く道』(ドクター・スース作絵 河出書房新社 2008)
 もう一冊はやさしく、これから進む道を応援してくれるようなストーリー。軽やかなBGMとともに、母たちから子どもたちにエールが贈られました。
15:34
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ブックトーク

ブックトーク
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2023/03/13new

サクラサイタカナー中学受験のお話ー

Tweet ThisSend to Facebook | by 中村(主担)
 暖かな日々が続く3月、東京では桜の開花も報告されました。4月からは真新しい制服を着た新入生たちが、期待と不安を胸に門をくぐります。国立大学附属中学校である本校には、生徒全員が中学受験を経て入学してきます。
 今や首都圏の6年生の5人に1人以上が受験すると言われています。ドラマ化もされた漫画『二月の勝者』では、その厳しく熱い様子がリアルに描かれ、大きな話題になりました。近年、中学受験を題材にした小説も多く出版されています。今回はそんな中から4冊の本を、中学受験を終えた人たち、そして保護者の方々や先生方にご紹介します。

 『金の角持つ子どもたち』(藤岡陽子著/集英社文庫/2021年)に描かれるのは、5年生までスポーツに打ち込んでいたまっすぐな少年です。サッカーのトレセンメンバーから外れてしまった俊介が次なる目標としたのは、最難関の中学受験。小6という遅いスタート、12歳の突然の決意に戸惑う親たち。しかし俊介が胸に秘める想いの強さが、やがて周囲を動かしていきます。
 俊介はなぜ中学受験を決めたのか・・・そこには親にも打ち明けられない、彼の負った心の傷がありました。懸命に努力を続ける俊介と、それを支える大人たちの変化に、胸が熱くなります。「人は挑むことで自分を変えることができるんだ。十二歳でそんな気持ちになれる中学受験に、意味がないわけがない」という先生の言葉は、時に迷い挫けそうになってしまう人たちの心に響くでしょう。
10:35
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広報(お薦め本)

授業に役立つ本を紹介します!
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2023/03/13new

『地図でスッと頭に入る 世界の民族と紛争』

Tweet ThisSend to Facebook | by 長友(主担)

 ロシアのウクライナへの侵攻、新疆ウイグル自治区の収容所、最近では2月上旬に発生したトルコ・シリアの地震への支援が困難を極めている事など、時に世界を揺るがす事象の背景には民族という概念が関わっています。日本にいると民族という社会的分類にはなじみがないように思いますが、世界の中では日本のような国の方が珍しいのでしょう。世界各国の民族間の話は、迫害や紛争という形で表に出てくることがあります。

 そうした民族間の問題をわかりやすくまとめた本がこの『地図でスッと頭に入る 世界の民族と紛争』
祝田秀全監修(昭文社,2022年)です。

先にあげたロシア・ウクライナや新疆ウイグル自治区の話はもちろん、世界中の民族問題が取り上げられています。また、シンガポールのように多民族をうまくまとめ上げている国の例なども紹介されています。

 学校で社会という教科、中でも歴史を学ぶ意味の一つには、過去のあやまちを繰り返さないようにという願いが含まれているのではないでしょうか。とはいえ、残念ながら民族間の問題や紛争はいつの時代も絶えることがありません。昨年12月に本校で行われた「私の主張発表会」では、主張のテーマの一つが「平和」でした。直接自分たちが争っているわけではないからと他人事のようにせず、かつて起きてしまったこと、今もなお続く紛争を知ることが、小さくても平和への一歩になるといいなと思っています。

(東京学芸大学附属小金井中学校 司書 長友春陽)



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レファレンス

レファレンス >> 記事詳細

2013/05/18

保護者からの質問

Tweet ThisSend to Facebook | by 井谷(主担)

今までも、「お母さんに、この本借りてきてって頼まれた。」という生徒はいたのですが、
今年度は、もう少し積極的に保護者の方の利用も歓迎する旨プリントを出しました。
中学生の図書館には、児童書ももちろんありますが、
大人も読める話題書も多く所蔵しているからです。
時には親子で同じ本を読んで感想が話せたらすてきだと思います。
保護者用の貸し出しバーコードも新たにいくつか用意しましたし、
全新着図書を紹介する月1回の図書館通信も、
「特に本好きのおうちの方には、必ず見せてね!」と、
4月のオリエンテーションで、全学年に念を押しました。
 
 

14:02

テーマ展示

テーマ展示
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2023/03/10new

探してみよう!春の草花

Tweet ThisSend to Facebook | by 富澤(主担)

 3月に入り、一気に春めいてきました。気温が20を超える日も増え、花粉症の身には辛い季節でもありますが、色鮮やかな花々や、新芽の気配に、心も浮き立ちます。
 絵本のなかにも、春を感じさせてくれるものが少なからずあります。題名や本文に「春」の文字がなくとも、具体的な花の名前が登場したり、絵から季節を想像できたりするものもあることに気づいたので、展示を作成してみました。








例えば、


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