学校図書館の日常   (トピックス・よみきかせ・ブックトーク・広報・展示・レファレンス)

 下にスクロールしてください。よみきかせ・ブックトーク・展示など6つの話題がでてきます。
 

学校図書館トピックス

学校図書館トピックス
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2023/09/01

「みんなで学ぼう!学校司書講座2023」録画視聴

Tweet ThisSend to Facebook | by 金澤(主担)
 「みんなで学ぼう!学校司書講座2023」が、7月25日、27日に行われました。


 一日目は、「学びを支援する学校図書館をつくろう!アナログ編」で、清教学園 片岡則夫先生、立教大学兼任講師 中山美由紀先生、附属小金井小学校司書 松岡みどりさんにお話を伺いました。

 二日目は、「学びを支援する学校図書館をつくろう!デジタル編」で、東京学芸大学附属図書館 高橋奈菜子さん、成城学園初等科 宮田諭志先生 東京学芸大学附属竹早中学校 菊地圭子先生、附属竹早中学校司書 中村誠子さんにお話を伺いました。

 現在、録画視聴の申し込みを受け付けています。好評につき、視聴を9月末まで延長しましたので、当日参加できなかった方、もう一度聞きたい方は、こちらから申し込めます。

 なお、視聴いただいた方は、アンケートのご協力をお願いします。今回参加いただいた方からは、下記のような感想が寄せられました。
09:36
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よみきかせ

よみきかせ
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2023/09/12new

密になって読みたい絵本

Tweet ThisSend to Facebook | by 富澤(主担)

新型コロナウイルスの扱いが「5類」に移行したことを受け、2学期からは、図書の時間の読み聞かせを全面的に「お話しのコーナー」で行う形に戻すことにしました。4年近く、iPadや書画カメラを使って、絵本を大型テレビ画面に映したり、ビッグブックを利用するなどして、子どもたちが机と椅子に座った状態での読み聞かせをしてきましたが、いつかは、以前のように、お話しのコーナーの床に集まって座る形に戻したいと思っていました。

 その理由は、本の全ページの写真をとって、映り込んだ机をトリミングするといった、準備の煩雑さや、機器の不具合に悩まされたこともありますが、より読み聞かせやお話しに集中する雰囲気が作れること、そして、やはり、本が持つ魅力を十分に届けるには、本そのものを直接読むほうが絶対に良いと感じる作品が多く、著作権法の観点からも、そのほうが望ましいと、肌で感じたからです。

 「以前の形に戻したら読もう」と温めていて、ようやく、久しぶりに子どもたちに読むことができた作品を4冊ご紹介します。


19:39
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ブックトーク

ブックトーク >> 記事詳細

2023/05/09

宮沢賢治の世界

Tweet ThisSend to Facebook | by 中村(主担)
 5月5日に映画『銀河鉄道の父』が公開されました。原作は門井慶喜さんの同名小説で、第158回直木賞を受賞しています。この小説では宮沢賢治の父・政次郎の目を通して見た息子の姿が描かれていますが、あの美しい童話や詩の数々を生み出した賢治の豊かな心が、家族の理解や深い愛に支えられて形づくられていったことが伝わります。 子どもからお年寄りまで、幅広い年代の人々に愛されている宮沢賢治。小学校・中学校・高校までの教科書に作品が掲載されている作家はなかなかいないのではないでしょうか。賢治の作品の奥行きがよく分かりますね。
 今回のブックトークでは、そんな宮沢賢治の作品の魅力をより深く味わうための本をご紹介します。

 1冊目は『イーハトーブ・ガーデン —宮沢賢治が愛した樹木や草花—』(文・写真:赤田秀子 コールサック社 2013年)。賢治の童話に登場する様々な植物の、まさに描かれたその一瞬を撮影した 美しい写真集です。スズランの❝実❞、栗の❝花❞、ビロードのような柳の❝若芽❞・・・私たちがそれらの植物をイメージするときの一般的な姿からは想像もつかない、賢治の目に見えていた世界がそこにあります。文字で読むだけではサラッと飛ばしてしまいそうな植物たちの、気づかなかった瞬間に出会うことができます。その姿を知ることで、賢治の文章がより実感を伴って味わえることでしょう。
15:10

広報(お薦め本)

授業に役立つ本を紹介します!
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2023/09/09new

『子どもの読書を考える事典』(汐﨑順子編 朝倉書店 2023)

Tweet ThisSend to Facebook | by 村上

 5月に出版されたこの本は、これまでにない読書の事典をつくりたいという、責任編集者の汐﨑順子さんと、本作りsolaの代表檀上聖子さんの思いから2019年に立ち上がった企画です。「つくる」
「読む」「つなぐ」という3つの立場から立体的にの子どもの読書を見ていけたら…と研究者・児童書専門店主・公共図書員・学校図書館員6人が、あしかけ4年かけて編集作業をしてきました。

 第1部はこの事典の「つくる」「読む」「つなぐ」という3つの柱をどのように捉えるかを、それぞれのチームで考え、さらに編集チーム全体で共有し文章化したものです。事典の項目の執筆者には、1部を短くしたものをつけて、原稿を依頼しました。



 第2部の事典の項目は、全部で156。編集チーム6名+106名のそれぞれの分野で仕事をされている方々に執筆をお願いしました。学校図書館に関わる方々にも多数執筆をしていただいています。第2部の最後には子どもの読書に関して、主につなぐ視点からの年表も入っています。第3部は項目別文献一覧、書名索引、キーワード検索など、子どもの読書を考えるうえで役立つ構成になっています。

  こちらから内容の一部を読むことができます。

 

09:37
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レファレンス

レファレンス
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2023/09/01

シチズンシップ教育について学びたい

Tweet ThisSend to Facebook | by 岡田(主担)
 生徒から「主権者教育・シチズンシップ教育について学びたい、どんな本を資料とすればいいのでしょうか」との依頼がありました。スタンフォード大学の教育プログラムへの参加に選んだテーマとのことです。
スタンフォード大学HP
https://spice.fsi.stanford.edu/fellowship/stanford-e-entrepreneurship-japan
https://globaledu.jp/stanford-e-entrepreneurship-japan/
附属世田谷中学時代から新聞の投稿などを積み重ね、社会と自分との関係に興味を持ち、中学での学びを高校でさらに深めたいとの目的も話してくれました。
最初にスタンフォード大学のHPでプログラムの主旨の確認を生徒と行い、テーマの方向性を確認しました。1学期に国語の図書館授業(他者との対話)で18〜19歳の選挙における日本の投票率の低さと、オーストラリアの義務投票制を導入した投票率の高さを比較検討する授業が行われました。その図書館授業の経験から「他国の様子も同時に調べることでテーマの内容が明確になるではないか」との提案もしました。

図書館授業の様子(国語 他者との対話 A0425)


13:50
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テーマ展示

テーマ展示
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2023/09/05new

アートにチャレンジ!

Tweet ThisSend to Facebook | by 松岡(主担)

 館内の一角にかわいらしい作品が並んでいます。ポップアップカードや、折り紙の作品、ひっくり返して見ても同じ顔が描かれただまし絵など。
 これらは2年生の児童が作った作品を「図書館に飾らせてほしい」と持ってきてくれたものです。

  昨年度、本DB記事「レファレンス」内「折り紙の本はありますか?」で紹介した1年生の子たちが続けて意欲的に作品を作った作品です。
 だまし絵は図書館で所蔵している

『だまし絵×立体がすごい!3Dアートの描き方』
おまけたらふく舎/著 誠文堂新光社 2014年

を参照して作成したそうです。
 錯視やトリックアートのような本は人気があるので、自分で描くのも面白いのでは?と受け入れましたが、当初はそれほど利用はありませんでした。ですが、今年度作ってくれた作品と一緒に本を展示したら注目する子も多く予約数も増えました。
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