まもなくハロウィーン!
2010-10-21 19:52 | by 渡辺(主担) |
テーマ展示とは?
生徒は、新着図書や自分の好きな作家の作品にばかり目がいきがちです。そこで、あるテーマに沿った作品を書棚から抜き出しコーナー展示すると、新たな読者を得ることも。
毎年恒例の季節にそったテーマ(干支の動物が出てくる本・クリスマス)、授業関連(教科書掲載作家・歴史もの)などのほか、タイムリーなテーマ(上映中の映画にちなんだ作品)などなどを、目にとまりやすい様、なるべく表紙を見せて展示します。
今週からは10月31日のハロウィーンの日まで、「魔女と魔法の世界」の展示をしています!
司書「この『魔女の血をひく娘』(セシリア・リーズ著)はね、アメリカで発見された古いキルト
に、謎の日記が縫いこまれていたいたんだけど、それがなんと!魔女狩りを逃れてイギ
リスからアメリカへわたった娘の日記だとわかるのよ!実話をもとにしているので、なか
なか迫力あるのよ!」
高1「えー、なんだか表紙がこわい~!でも面白そう!読んでみようかな!」
司書「さらに、こちら『魔女狩り』(J.サルマン)は、”魔女狩り”が中世ヨーロッパで実際に
おこなわれていた歴史について書いてあります!」
高1「そうかー、本当に歴史上おきたことなんですね」
中1「あー俺、ハリポタシリーズまだ最後まで読んでないや」
司書「期末テストは12月だから、読むなら今がチャンスじゃない?」
中1「でもなぁ、ぶあつくて重いんだよなぁ、持って帰るのがさー」
中3「あれぇ、司書さん!ここの魔女のぬいぐるみのところに飾ってるほうきはわかるけど、
ちりとりも魔女に必要でしたっけ??」
司書「ええっ!魔女ってちりとりは持ってなかったっけ?」
中3「空を飛ぶときにほうきには乗ってるけど・・・魔女ってゴミをはいてたかな?」
司書「・・・・・」
(東京学芸大学附属国際中等教育学校)