汽車、大好き。 なつかしい本

2011-07-01 09:09 | by 吉岡(主担) |

学校図書館司書は、本棚を眺めながら、
「この本、この頃読まれていないなあ」と思う本を見つけると、「どんな仕掛けをしたら子どもたちに読んでもらえるだろうか」
と考えます。
『機関車トーマス』 ウィルバード・オードリー/作
レジナルド・ドールビー/絵 ポプラ社 1982年
 
 
 

今回は、汽車という題で展示をしました。
トーマスシリーズにほこりがかぶっていたからです。

ティッシュの空き箱を土台に、黒い画用紙を使って機関車を作りました。(朝。子どもたちが来る前の15分で作りました。図工の先生が、これを見て煙を出したらいいだろうと綿を持ってきてくださいました。)

子どもたちがさわっていますが、意外と丈夫です。展示する物を作るのに、時間と材料をあまりかけないようにします。この展示が終わったら捨ててしまうものです。
 
 
 
 
 「懐かしい!」「大好きだったんだ」と言って喜ぶ5年生、6年生
 
「ぼく、この本借ります」と言って、トーマスシリーズも『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』も借りられました。
展示したとたんたくさんの汽車の本が借りられていきました。
 
汽車の本はたくさんあります。
 
今までほとんど借りられていなかったミヒャエル・エンデ(作)『ジム・ボタンの機関車大旅行』や『ジム・ボタンと13人の海賊』もかりられていきました。
 
『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』 バージニア・リー・バートン/ぶん・え 福音館書店 1982年
『ジム・ボタンの機関車大旅行』 ミヒャエル・エンデ/作  岩波書店  1986年
『ジム・ボタンと13人の海賊』 ミヒャエル・エンデ/作 岩波書店 1986年  
 
 
 
東京学芸大学附属世田谷小学校   吉岡裕子
 

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