熊本・大分地震 お見舞い申し上げます

2016-04-27 23:19 | by 中山(主担) |


 熊本・大分県を震度7の地震が襲ってから2週間。16日には「本震」が起こり、一時は約11万人が避難所に避難をしていました。現在も続く余震の中で、約3万7千人が避難所で生活をしています。(NHKニュースより)
 被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

 いろいろな情報がインターネット上には流れていますが、なかには、間違った情報も拡散していたようです。
 避難生活の大変さと苦労を思いやってほしい、また、同時にいつどこが災害に遭遇するかわかりませんから、地震と避難生活について知識を蓄えてほしいと本を紹介、展示にしました。

 金子章、鈴木まもる『あっ!じしん』(学研プラス 2004年)はすぐに、担任が借りていきました。

 気仙沼の避難所にいた子どもたちがはじめた手書き新聞の記録『ファイト新聞』には、みんなの関心が集まりました。

 『地震イツモノート』( ポプラ文庫 // 地震イツモプロジェクト編 寄藤文平絵  2010年)は、
普段の生活の中で地震に備える防災のマニュアルですが、一部がダウンロードできるようになっています。(ポプラ社ニュース
 地震ITSUMOホームページ
   地震のあと(8ページ)
   避難生活(6ページ)

 他にも、東京都が各戸に配布した『東京防災』は、こちらのサイトで見ることができます。
 http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/index.html
 
 荻上チキ氏が2016年3月に出したばかりの新刊『災害支援手帖』(木楽舎)は、期間限定で公開しています。
 http://books.kirakusha.com/saigaishien/

 避難所へ炊き出しに行かれる方々のためには、日本家政学会から『炊き出し衛生マニュアル』が公開されました。 
 http://www.jshe.jp/eiseibooklet.pdf

 ウェブサイトには、さまざまな情報が流れていますが、どれが信頼に足る情報なのか、見極めることが大事です。子どもたちも家族から聞いて、ネット情報との付き合い方には注意がいると感じているようでした。
 

 (東京学芸大学附属小金井小学校司書 中山美由紀)






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