今、附属高校図書館では、12のテーマ展示を行っています。
そのうち10は教科関連の展示となっています。
レポート、実習、行事の多い本校はどうしても学習関連の展示が中心になります。

今回は教員から依頼を受けた、社会見学実習でのテーマ展示を紹介します。
参加者　2年生
目的　　現場に赴き、実際に社会に貢献している人々を通して自己の生き方につなぐ

コースはA〜Iコースのうち、各自1コースを選択します。
生徒に人気のGコースは「情報メディアコース」として日本テレビ,Googleへの見学です。

社会科の教員から「どんな本を参考文献として生徒に推薦すればいいか」との相談を受けました。

事前の学習課題図書としては、すでに図書館では十分選書をしてありましたので、
「日本テレビの方にどんな本を読んで日々勉強しているのか,直接聞いてみると面白いと思います」とのアドバイスをしました。

現場ではたらいている人ならではの推薦図書を以下に紹介します。
お忙しい中での生徒への本の推薦、ありがとうございました。

1.メディアリテラシーを身につけるための3冊

「ニュースの大問題！スクープ、飛ばし、語法の構造」池上彰　2015　さくら舎070.21イ



「世界を信じるためのメソッド」森達也　2011　イースト•プレス　361.45モ



「映像とは何だろう」吉田直哉　2003　岩波新書　699.6ヨ

2.マスメディアの仕事をより知るための3冊

「クライマーズ•ハイ」横山秀夫　2006　文春文庫　913.6ヨ



「雲は答えなかった」是枝裕和　2014　PHP文庫　289.1コ



「殺人犯はそこにいる」清水潔　2013　新潮社　368.61シ

3.さらに深めたい人のための3冊

「空気と世間」鴻上尚史　2009　講談社現代新書　361.4コ



「世論　上下」W.リップマン　1987　岩波文庫　361.47リ1.2



「ベスト＆ブライテスト上中下」D.バルバースタム　2009　二玄社　253.07ハ1.2.3

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　（東京学芸大学附属高等学校図書館　　岡田和美）

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