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「叢 草双紙の翻刻と研究」について

 叢の会では、研究成果を毎年研究誌としてまとめ、多くの近世文学者にお送りする形で研究発表を続けて来ました。研究誌の名前は、当初の「叢 近世文学演習ノート」を改め、8号以降は「叢 草双紙の翻刻と研究」とし、以降40号(2019年2月)まで継続し、これをもって冊子体の研究誌での発表を完了しました。
 対象とした作品数は赤本・黒本・青本の初期草双紙、並びに黄表紙・合巻・明治期の豆本なども含めておよそ300以上に及びます。これらの絵入り読み物研究は、江戸時代の中期から後期にかけての子ども絵本を概観する上で、十分な意味を持つものと考えます。
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各号の目次と本文

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    第40号~第36号
第40号 2019.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本・青本『太平記綱目』について その四
石田智也 黒本・青本『〔つわものてから〕』について
手塚翔斗 黒本・青本『〔源太夫〕』について
細谷敦仁 黒本『雪中濃両敵』について
森節男 黒本『甲賀三郎三本刀』について
奥田粋ノ介 黒本『鎌倉/金澤 朝比奈切通』について
杉本紀子 咄本『〔友たちはなし〕』に見る画文の関係
檜山裕子 合巻『忍弾仇汐汲』について その四
加藤康子 合巻『名/将 大江山入』について その五
佐藤智子 小学校における草双紙作品の教材活用について(その四)
黒石陽子 ご挨拶

第39号 2018.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本・青本『太平記綱目』について その三
森節男 黒本『金平役おとし』について
杉本紀子 国立国会図書館蔵 黄表紙『王子長者』について
内ヶ崎有里子 黄表紙『桃太郎一代記』の表現方法の特色について
檜山裕子 合巻『忍弾仇汐汲』について その三
加藤康子 合巻『名/将 大江山入』について その四
佐藤智子 小学校における草双紙作品の教材活用について(その三)

第38号 2017.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本・青本『太平記綱目』について その二
杉本紀子 黒本・青本『分/福 丹頂鶴』について
瀬川結美 黒本『仁心蟹物語』について
細谷敦仁 黒本『敵討美女窟』について
森節男 黒本『金平猪熊退治』について
加藤康子 合巻『名/将 大江山入』について その三
佐藤智子 小学校における草双紙作品の教材活用について(その二)

第37号 2016.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本・青本『太平記綱目』について その一
三好修一郎 黄表紙『新田義貞一代記』について(下)
檜山裕子 合巻『忍弾仇汐汲』について その二
内ヶ崎有里子 『花咲爺誉魁』の絵に見られる表現方法の特色について
加藤康子 合巻『名/将 大江山入』について その二
佐藤智子 小学校における草双紙作品の教材活用について(その一)

第36号 2015.2
著者名 論題
黒石陽子 韓国国立中央図書館所蔵『〔わにふか〕』について
杉本紀子 黒本・青本『遠目鏡茂右衛門』について
細谷敦仁 黒本『敵討錦女帯』について
佐藤智子 黒本『〔かまた〕』について
三好修一郎 黄表紙『新田義貞一代記』について(中)
檜山裕子 合巻『忍弾仇汐汲』について その一
内ヶ崎有里子 『花咲爺誉魁』について
加藤康子 合巻『名/将 大江山入』についてその一
小池正胤先生を偲ぶ

    第35号~第31号
第35号 2014.2
著者名 論題
黒石陽子 『双/丘 金売橘次分別袋』について
杉本紀子 青本『萬民大福帳』について
佐藤智子 『鎌田又八化物退治』について
瀬川結美 黒本『新/板 倉治山忠儀生不動』について
三好修一郎 黄表紙『新田義貞一代記』について(上)
檜山裕子 合巻『腹内窺機関』について
加藤康子 頼光一代記物の絵における江戸と上方の違い その二
瀬川結美 三十四号掲載の「黒本・青本『〔猿廻春花婿〕』について」に関する補足

第34号 2013.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本・青本『義経一代記』に見る初期草双紙の表現方法の特色
瀬川結美 黒本・青本『〔猿廻春花壻〕』について
ジョナサン・ミルズ(Jonathan MILLS) 青本『鬼鹿毛の駒』の絵について-浄瑠璃絵尽『小栗判官車街道』との比較-
杉本紀子 黄表紙『雷之臍喰金』について
檜山裕子 合巻『風俗女西遊記』について 其の二
加藤康子 頼光一代記物の絵における江戸と上方の違い その一 -北尾政美の『〔頼光〕』『繪本英雄鑑』『繪本大江山』を中心にして-

第33号 2012.2
著者名 論題
黒石陽子 『風流いかい田わけ』考
三好修一郎 黒本・青本『新田四天王』について
瀬川結美 黒本・青本『新/板 風流鬼瘤昔咄』について
ジョナサン・ミルズ(Jonathan MILLS) 青本『鬼鹿毛の駒』について
細谷敦仁 黄表紙『敵討山吹流』について
杉本紀子 黄表紙『〔たゞ小そう〕』について
檜山裕子 合巻『風俗女西遊記』について 其の一
加藤康子 頼光物豆本三作品について-『頼光』の絵の特色をめぐって-
佐藤智子 『力瘤胴突柱』について

第32号 2011.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本・青本『曽我一代記』における「富士の巻狩」の検討
三好修一郎 黒本『明石潟朗天草紙』の典拠利用と変容-絵を中心に
Jonathan MILLS 黒本『〔おにかげ〕』の夜討ちの場面とその人物の服装について
瀬川結美 青本『奉納/秀歌 妹背寿』について
佐藤智子 怪異譚「姥が火」にみられる絵の変遷-青本『うはがひ』にみられる絵の特色-
細谷敦仁 『鞍馬山天狗礫』(加賀文庫蔵)について
杉本紀子 黄表紙『二昔以前の洒落』について
加藤康子 幼少期の頼光-明治合巻『頼光一代記』を軸に-

第31号(『近世中期文化を視野に入れた初期草双紙の総合的研究(平成18年度~平成21年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(一般))研究成果報告書』) 2010.3
科学研究費研究課題(KAKEN 科学研究費助成事業データベース)
著者名 論題
黒石陽子 はじめに
黒石陽子 初期草双紙における「石橋山伏木隠れ」の描かれ方について
三好修一郎 黄表紙『軍法伊澤硯』の典拠依拠の内実と絵の描かれ方について
加藤康子 赤本『兎大手柄』の絵
有働裕 草双紙に描かれた紫式部-その独自性と影響関係-
細谷敦仁 黄表紙『敵討■天狗』の絵
(■の部分の文字は、左側に「馬」右側に「鞍」の合字)
細谷敦仁 富川房信の敵討物に見られる絵の工夫
檜山裕子 草双紙の絵-黒本『〔周防内侍〕』-
杉本紀子 『〔相そう〕』の絵と咄を立ち上げる挿絵の役割
佐藤智子 『藤原のちかた』にみられる絵の効果
大橋里沙 黒本『新/版 若恵比須吉例之釣初』における物語と絵画化の発想
大橋里沙 払子太子と達磨-読み手に人物を想起させる構図-
ジョナサン・ミルズ(Jonathan MILLS) 黒本『須磨浦青葉笛』画中の平敦盛像
徳永結美 黒本『〔女三宮簾の追風〕』の絵
朴順花 『〔京みやげ〕』の絵の描かれ方について

    第30号~第26号
第30号 2009.2
著者名 論題
黒石陽子 『新板 根元石橋山』について
三好修一郎 黒本・青本『遊君須磨明石』について
大橋里沙 『[女くろふね]』について
朴順花 『[京みやげ]』について
ジョナサン・ミルズ(Jonathan MILLS) 黄表紙『佐藤鈴木/対兄弟 天晴梅武士』について
佐藤智子 黄表紙『豊歳銭塚之由来』について
細谷敦仁 黄表紙『敵討■天狗』について
(■の部分の文字は、左側に「馬」右側に「鞍」の合字)
杉本紀子 黄表紙『高芋/卑芋 芋世中』について
檜山裕子 合巻『朝桜曙草紙』について(二)
内ヶ崎有里子 合巻『昔咄猿蟹合戦』について
加藤康子 上方絵本『繪本大江山』について
細谷敦仁 前号掲載『[女かたき討]』について

第29号 2008.2
著者名 論題
黒石陽子 『夫は石橋山/是は狂言山 上股野真田下〆』について
藤井舞 黒本『刈萱筑紫櫻』について
ジョナサン・ミルズ(Jonathan MILLS) 黒本『須磨浦青葉笛』について(語釈・考察)
細谷敦仁 黄表紙『[女かたき討]』(都立中央図書館加賀文庫蔵)について
有働裕 黄表紙『御伽百物語』について
杉本紀子 咄本『今古/萬作 豊年ばなし』について
檜山裕子 合巻『朝桜曙草紙』について(一)
加藤康子 翻刻・豆本『頼光一代記』について

第28号 2007.2
著者名 論題
徳永結美 『〔女三宮簾の追風〕』について
細谷敦仁 『新/板 仇敵打出槌』について
ジョナサン・ミルズ(Jonathan MILLS) 黒本『須磨浦青葉笛』について(書誌的記録・翻刻)
藤井舞 『〔にほいふくろ〕』について
丹和浩 『和泉式部花鏡』について(一)
大橋里沙 黒本『新/版 若恵比須吉例之釣初』について
三好修一郎 黒本・青本『〔しほかま〕』について
黒石陽子 『〔四人与市〕』について
佐藤智子 『卯花重奥州合戦』について
桧山裕子 合巻『瑠璃紫江戸朝顔』について 其之ニ
加藤康子 豆本『繪本頼光山入』について

第27号 2006.2
著者名 論題
丹和浩 『和漢/軍配 木起原』について
加藤康子 黒本『頼光一代記』について
金ヒョンジョン 青本『[大江山]』について
徳永結美 『風/流 桃太郎/柿太郎 勇力競』について
黒石陽子 黒本・青本『曽我武田𩋇因縁』
Jonatahn Mills 黒本・青本『保名丸白狐玉』について(書誌的記録の追加・語釈・考察)
朴順花 『[男鳴神]』について
橋本智子 『昔扇金平骨』について
笹本まり子 『昔咄し虚言桃太郎』について
大橋里沙 『縦筒放 唐の噺』について
杉本紀子 黄表紙『嶋台眼正月』について
桧山裕子 合巻『瑠璃紫江戸朝顔』について 其之一

第26号 2005.2
著者名 論題
細谷敦仁 『新/板 忠孝盲敵討』について
大橋里沙 青本『新板/三官/和唐内雅立』について
黒石陽子 黒本・青本『和田/合戦 根元草摺曳』について
橋本智子 『風/流 魚鳥大合戦』について
丹和浩 『うかれ/法師 寐言噺』
鍛治聖子 黒本『銕破せき砕物がたり』について
笹本まり子 『八百屋/お七 恋桜操芝居』について
加藤康子 『〔頼光〕』について
桧山裕子 合巻『繋馬七勇婦伝』四編について(其之二)
内ヶ崎有里子/有働裕/大橋里沙/加藤康子/黒石陽子/笹本まり子/杉本紀子/高橋則子/丹和浩/橋本智子/桧山裕子/細谷敦仁/三好修一郎/山下琢巳/湯浅佳子 赤本・黒本・青本解題集稿(六)

第25号~第21号
第25号 2004.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本『鎌倉/比事 北条九代序』について
大橋里沙 黒本・青本『達摩出生記』について
橋本智子 『〔男珠取〕』について
丹和浩 『妖怪雪濃段』について
鍛治聖子 黒本・青本『化物一家髭女』について
Jonathan MILLS 黒本・青本『保名丸白狐玉』について(書誌・翻刻・校訂)
細谷敦仁 『金毘羅/御利生 敵打羽宮物語』について
笹本まり子 『浴爵一口浄瑠璃』について
桧山裕子 合巻『繋馬七勇婦伝』四編について 其之一
内ヶ崎有里子 絵本『もゝたろう』について
加藤康子 豆本『大将揃』について
橋本智子 二十四号掲載の「黒本・青本『〔ちかた〕』について」に関する訂正
有働裕/鍛治聖子/加藤康子/黒石陽子/Jonathan MILLS/高橋則子/丹和浩/細谷敦仁/桧山裕子/山下琢巳 赤本・黒本・青本解題集稿(五)

第24号 2003.2
著者名 論題
黒石陽子 黒本『八幡太郎一代記』について
丹和浩 『望/夫/石 提彦松浦軍記』について
細谷敦仁 黒本『敵討禅衣物語』について
橋本智子 黒本・青本『〔ちかた〕』について
鍛治聖子 黒本『風流/そそそ 大福長者物語』について
笹本まり子 『諸道/まめ介 息才男』について
Jonathan MILLS 青本『熊谷なた捨山』について
杉本紀子 黄表紙『仙傳/秘法 趣向気工』について
檜山裕子 合巻『繋馬七勇婦伝』三編について(其之二)
加藤康子 豆本『絵本豊臣一代記』について
内ヶ崎有里子/有働裕/加藤康子/黒石陽子/高橋則子/丹和浩/細谷敦仁/三好修一郎/山下琢巳/湯浅佳子 赤本・黒本・青本解題集稿(四)

第23号(『初期草双紙の翻刻・内容分析による近世期の子供の文化の研究(平成10年度~平成13年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(1))研究成果報告書』) 2002.3
科学研究費研究課題(KAKEN 科学研究費助成事業データベース)
著者名 論題
黒石陽子 黒本『清盛一代記』について(下)
MILLS Jonathan 青本『〔おにかげ〕』について
丹和浩 『九十/六文 陸奥壺碑文』について
杉本紀子 青本『縁結赤人塚』について
加藤康子 『志津可何也』こと黒本『静一代記』について
三好修一郎 黄表紙『鶴千歳/亀万年 儺長寿謂』について
桧山裕子 合巻『繋馬七勇婦伝』三編について 其之一
内ヶ崎有里子 絵本『もゝ太郎』について
有働裕/加藤康子/黒石陽子/杉本紀子/高橋則子/丹和浩/細谷敦仁/三好修一郎/山下琢巳/湯浅佳子 赤本・黒本・青本解題集稿(三)

第22号 2000.6
著者名 論題
黒石陽子 黒本『清盛一代記』について(上)
加藤康子 合巻『花裘狐草紙』について(その二)
内ヶ崎有里子 『昔話桃太郎』について
三好修一郎 黄表紙『浦島太郎 二度目の龍宮』について
石川衣沙子 『源氏の勝鬨』について
細谷敦仁 黒本『敵討連理の梅』について
丹和浩 『〔八わたしらす〕』について
檜山裕子 合巻『繋馬七勇婦伝』後編について 其之二
菊池真理子 21号掲載の「『小栗吹笛乾局』について」に関するお詫びと訂正
内ヶ崎有里子/有働裕/加藤康子/黒石陽子/杉本紀子/高橋則子/丹和浩/檜山裕子/細谷敦仁/三好修一郎/山下琢巳 赤本・黒本・青本解題集稿(二)

第21号 1999.6
著者名 論題
黒石陽子 青本『義仲一代記』について
三好修一郎 黒本・青本『かつらきやま眉輪王出生記』
加藤康子 合巻『花裘狐草紙』について(その一)
高橋則子 赤本『たんばよさく』について
丹和浩 黒本・青本『雔討女筆雲龍』について
菊池真理子 『小栗/笛吹 乾局』について
細谷敦仁 黄表紙『郡山非人敵討』について
杉本紀子 黄表紙『山主我獨』について
波かおり 黄表紙『妖怪仕内 評判記』について
桧山裕子 合巻『繋馬七勇婦伝』後編について 其之一
有働裕/加藤康子/黒石陽子/高橋則子/丹和浩/三好修一郎/山下琢巳 赤本・黒本・青本解題集稿(一)

    第20号~第16号
第20号 1998.6
著者名 論題
小池正胤 巻頭言
三好修一郎 黒本『新浦島』について
丹和浩 『〔今川状〕』について
黒石陽子 青本『曽我一代記』について
有働裕 『鎧/宮 麻布一本松』について
加藤康子 黒本・青本『金時一代記』について
山下琢巳 黄表紙『唐倭画伝鑑』の書誌・翻刻・注釈
細谷敦仁 黄表紙『敵討鳴呼孝哉』について
湯浅佳子 国会図書館蔵本『〔善光寺〕』について
波かおり 黄表紙『芝全交夢寓書』について
杉本紀子 黄表紙『三國/昔噺 和漢蘭雑話』について
桧山裕子 合巻『繋馬七勇婦伝』初編の書誌と翻字
有働裕/加藤康子/黒石陽子/高橋則子/丹和浩/三好修一郎/山下琢巳 『叢 草双紙の翻刻と研究』総目次(1~19号)

第19号 1997.6
著者名 論題
有働裕 『とんだ茶釜』について
勝亦あき子 黒本『〔うたはんじ〕』について
丹和浩 『藪に香のもの』について
細谷敦仁 『敵討矢口利生』について
山下琢巳 黒本『新/版 男色北野梅』の書誌と翻刻-附男色物初期草双紙について-
三好修一郎 黒本『今昔浦島咄』について-近松門左衛門『浦島年代記』からの距離-
加藤康子 黒本・青本『福白髪 山の神由来』について
湯浅佳子 黒本『聖徳太子』について
福田泰啓 『諸鳥合戦記』について
菊池真理子 『外/濱 善知鳥物語』について
小関智子 『平家女ごの嶋』について
黒石陽子 青本『義経一代記』について(承前)
杉本紀子 黄表紙『とんだ/せかい 金平異国遶』について
内ヶ崎有里子 『桃太郎一代記』について
藤原はるか 『〔亀鶴見廻雨〕』について
久保田規益子 『奈良大仏江戸見物』(『評判て/かつしやひ 早々賞翫大仏餅』)について
前田裕子 『阿組/惣次郎 洗鹿子所縁江戸染』について(二)
高橋則子 正本写し合巻『都鳥汀松若』(その二)

第18号 1996.5
著者名 論題
三好修一郎 黒本・青本『浦嶋七世孫』について
勝亦あき子 黒本『僧正遍昭物語』について
丹和浩 『大益天神記(二)』
湯浅佳子 『嵯峨釈迦如来開帳』について
黒石陽子 青本『義経一代記』について
藤原はるか 『うはがひ』について
有働裕 『分福/茶釜 功薬鑵平』について
福田泰啓 『出世やつこ』について
細谷敦仁 『新/板 娘敵討上代染』について
内ヶ崎有里子 『赤本再興 桃太郎』について
加藤康子 幕末・明治初期の小型子ども絵本の『金時一代記』について
久保田規益子 青本『新/板 唐尺/寸法 奈良大佛伝』について
山下琢巳 青本形態絵本『源氏』について
高橋則子 正本写し合巻『都鳥汀松若』(その一)
前田裕子 『阿組/惣次郎 洗鹿子所縁江戸染』について(一)
菊池真理子 『〔さんせう太夫〕』について

第17号 1995.5
著者名 論題
菊池真理子 黒本『源九郎狐出世噺』について
福田泰啓 『大々太平記』について
黒石陽子 『頼朝一代記』について(承前)
山下琢巳 『新/板 助/讀 孖孖孖』について
丹和浩 『大益天神記』(一)
高橋則子 『はん女かあふき』について
高橋則子 『都鳥浮寝之隅田川』(前号)の訂正と追加
三好修一郎 黒本・青本『浦嶋出世亀』について
細谷敦仁 『女敵打古郷錦』について
湯浅佳子 『六道 水車知恵篁』について
有働裕 『甲子待座鋪狂言』について
前田裕子 『運勢開談甲子祭』について
内ヶ崎有里子 『桃太郎一代記』について
加藤康子 所謂豆本『かち/\山』について

第16号 1993.3
著者名 論題
杉本紀子 『六玉川流の栄』について
鄭海東 青本『縁結赤人塚』について
黒石陽子 『頼朝一代記』について
山下琢巳 仲麿・吉備入唐説話を扱う黒本・青本・黄表紙四種-その書誌と翻刻-
三好修一郎 黒本『住吉麿妹背玉手箱』について
有働裕 『おき上り』について
細谷敦仁 『白井権八/幡随長兵衛 驪比異塚』について(加賀文庫蔵本)
内ヶ崎有里子 『猿茂延命亀万歳』について
丹和浩 『弓引方/矢口渡 大中黒本種』について
高橋則子 『都鳥浮寝之隅田川』について
湯浅佳子 合巻『小野小町一代記』について
前田裕子 合巻『薊花恋苧車』について
加藤康子 所謂豆本『冨貴遊』について
小池正胤 『敵討三味線由来』について

第15号~第11号
第15号 1992.10
著者名 論題
三好修一郎 『振分がみ酒顛どうじ』について
有働裕 『今様/風俗 栄花物語』について
黒石陽子 『景清一代記』について
湯浅佳子 青本『にしき木』について
前田裕子 合巻『浦嶋太郎珠家土産』について
内ヶ崎有里子 『古昔花咲勢親父』について
山下琢巳 『新/版 本/朝 盆踊濫觴』について
丹和浩 『久米平内剛力物語』について
細谷敦仁 『石川村五右衛門物語』について
高橋則子 『天竺徳兵衛/石川五右衛門 花珍奴茶屋』について
小池正胤 『渡海苞徳兵衛嶋』について

第14号(『平成2年度科学研究費による草双紙研究報告書』) 1991.8
科学研究費研究課題(KAKEN 科学研究費助成事業データベース)
著者名 論題
小池正胤 『天竺物語』(仮題)について
有働裕 『お染/久松 大幸浮世盃』について
前田裕子 合巻『尾上伊太八/局岩藤 帰咲故郷之錦絵』について
湯浅佳子 黒本『薄雪初音文』について
内ヶ崎有里子 『ぢゝとばゝが/あつたとさ 大鳥毛庭雀』について
時田真理 『南陀羅法師柿種』について
細谷敦仁 『八百屋/お七 恋藤巴』について
丹和浩 黄表紙『黄金山福蔵実記』
斎藤幹宏 『諏訪瑞夢 四天王権輿』について
山下琢巳 『弥陀/次郎 踊大文字』について
黒石陽子 『漢楚軍談繪盡』について
高橋則子 青本『菅原伝授手習鑑』について
渡邊英信 『悪源太平治合戦』について
三好修一郎 『岩神/乳守 雙面𩳣』について
加藤康子 所見/所伝 小本型近世子ども絵本目録 その一

第13号 1990.7
著者名 論題
内ヶ崎有里子 『かち/\山』について
加藤康子 赤本『千本左衛門』について
細谷敦仁 『福神目出度揃』について
朴賛基 黒本『朝鮮人行烈』について
有働裕 『昔/噺 祖父と婆々』について
渡邊英信 国会本(黒本)『もりつく松』について
三好修一郎 『軍法伊沢硯』について
丹和浩 黒本『富士/箱根 曽我旧跡』について
山下琢巳 『ふゑ竹角田』について
黒石陽子 『通俗弎圀志』について
高橋則子 『小野小町今様姿』について
小池正胤 黒本『ちんせい八郎/ためとも 行状記』について

第12号(『昭和63年度科学研究費による「江戸時代の児童絵本の調査分析と現代の教育的意義の関連の研究」報告書』) 1989.2
科学研究費研究課題(KAKEN 科学研究費助成事業データベース)
著者名 論題
小池正胤 『日本蓬艾始』について
三好修一郎 『新/板 軍法白金猫』について
加藤康子 豆本『桃太郎宝蔵入』と『桃太郎』について
有働裕 『浮世夢助出世噺』について
細谷敦仁 『篠塚角力遊』について
朴賛基 『三浦/衣笠 百六寿』について
内ヶ崎有里子 『蟹は金猿は榮』について
鱸康辛 『武者鑑』について
丹和浩 『新/板 知/仁/勇 三鼎金王櫻』について
斎藤幹宏 『本草/綱目 春霞清玄凧』について
山下琢巳 『殺生石水晶物語』について
黒石陽子 黒本『男作三国志』について
高橋則子 『こく性や合戦』について
渡邊英信 『安藝/備後 鷹塚村旧跡』について
勝田敏勝 『叢』創刊号掲載、黄表紙『風流新撰 なぞ盡し』について、訂正と補足

第11号(『昭和62年度科学研究費による「江戸時代の児童絵本の調査分析と現代の教育的意義の関連の研究」報告書』) 1988.3
科学研究費研究課題(KAKEN 科学研究費助成事業データベース)
著者名 論題
小池正胤 『新/板 男女/相性 三世相袖鑑』について
三好修一郎 『新/板 倭歌須磨昔』について
加藤康子 『狐の娵いり』について
有働裕 『七小まち』について
鱸康幸 『武者鏡』について
丹和浩 黒本『新/版 朝日太平記』について
斎藤幹宏 〈翻字〉『浅草楊枝/笠森土団子 万歳天狗面』
山下琢巳 『五衰殿熊野本地』について
黒石陽子 黒本『通俗三国志』について
高橋則子 『むけん』について
渡辺英信 『富士浅間物語』(翻刻)
勝田敏勝 黒本『仇討武道物語』の翻字と解説

    第10号~第6号
第10号(『昭和61年度科学研究費による「江戸時代の児童読物の中心となった赤本・黒本・青本の調査内容分析と翻刻研究」報告書』) 1987.3
科学研究費研究課題(KAKEN 科学研究費助成事業データベース)
著者名 論題
小池正胤 『化/娘 沙門大黒舞』について
三好修一郎 『播州曾根松』について
有働裕 『ちくさい』について
加藤康子 『鶴の嫁入』について
神田邦彦 『平家化物たいぢ』について
丹和浩 黒本『くりうしのづかはた/わたりゆう力かゞ見 東荘寺合戦』について
吉村三恵子 『おなら』翻刻
斎藤幹宏 『酒呑童子廓雛形』について
山下琢巳 『安部晴明一代記』について
黒石陽子 『倭詞元宗談』について
高橋則子 『菊重女清玄』について
渡邊英信 『富士/浅間 秘曲舞』について(2)
勝田敏勝 黒本『心けしやう』について

第9号(昭和60年度科学研究費による「江戸時代の児童読物の中心となった赤本・黒本・青本の調査内容分析と翻刻研究」報告書』) 1986.3
科学研究費研究課題(KAKEN 科学研究費助成事業データベース)
著者名 論題
小池正胤 『風流酒煙草問答』と黒本・青本の曽我物
三好修一郎 『歌/徳 明石潟朗天草紙』について(2)
加藤康子 赤本『かくれ里ふく神よめいり』について
有働裕 『童子/養育 金父母』について
丹和浩 『鬼神太平記』について(1)
吉村三恵子 『江/州 手孕村昔話』について
黒石陽子 黒本『天智天皇』について
山下琢巳 『一休/和尚 悟乳柑子』について
斎藤幹宏 『風/流 猫画之物語』について
高橋則子 『猿塚物語』について

第8号 1985.4
                                 
著者名 論題
三好 修一郎 『歌/徳 明石潟朗天草紙』について(1)
加藤 康子 翻字 黒本『朝鮮人行烈』
高橋 則子 『筆累絹川堤』について-累物草双紙の二、三に関して-
高橋 則子 『其■从助六』(前号所収)に関する訂正
(■の部分の文字は、左側に「糸」右側に「文」の下に「日」の合字)
有働 裕 『伊勢/参宮 初心書』について
黒石 陽子 青本『漢楚軍談』について
山下 琢巳 『新/板 男色鑑』について
斉藤 幹宏 『新/板 鉢かつき嫰振袖』について
吉村 三恵子 『近江国犬神物語』について
勝田 敏勝 『川隔小瀬世話』(黒本)について
小池正胤 『膏薬賣洛英』について

第7号(「叢 近世文学演習ノート」)1984.4
                             
著者名 論題
山下 琢巳 『江島兒淵』について
有働 裕 『竹斎/筍斎 忰褒醫』について
黒石 陽子 『新/板 出雲/お国 芝居始』について
服部 康子 赤本『ばけ物よめ入』について
高橋 則子 『其■从助六』について
(■の部分の文字は、左側に「糸」右側に「文」の下に「日」の合字)
三好 修一郎 黒本・青本『惟高/惟仁 位あらそひ』について
小池 正胤 『かなかき初』について

 
第6号(「叢 近世文学演習ノート」)1983.5
著者名 論題
有働 裕 『現金/かけねなし 釣竿の由来』について
黒石 陽子 『新板/鐘名 道成寺根元記』について
三好 修一郎 『柿本/人麿 明石松蘇利』について
服部 康子 『おにの四季あそび』について-その二-
高橋 則子 絵本番付『伊豆暦劇晙』について
勝田 敏勝 黒本『野暮/大臣 色里通』について
小池 正胤 『新/板 料理こん立/狐のふる舞 娯伽艸』について

第5号~創刊号
第5号(「叢 近世文学演習ノート」)1982.4
 
著者名 論題
高橋 則子 黒本・青本『酒呑童子』について
黒石 陽子 『夕霧阿波の鳴戸』について
三好 修一郎 操り絵尽本『軍法富士見西行』について-赤本・黒本との関連をめぐって-
有働 裕 『日本商人の始』について
服部 康子 『ゑんまきぶつなりやきがうかぬ』について
勝田 敏勝 黒本『相そう』について
渡邊 英信 『富士浅間秘曲舞』について(翻刻)
小池 正胤 『新/版 梅/漬 膏惚薬』について

第4号(「叢 近世文学演習ノート」)1981.5
著者名 論題
黒石 陽子 『はんごんかう』について
有働 裕 『商賣往来』について
高橋 則子 『花街曲輪商曾我』について
服部 康子 『ぎおん大まつり』について
三好 修一郎 『富士見西行』について
勝田 敏勝 『新/板 風/流 安方妙薬』(黒本)について
小池 正胤 黒本小品紹介と雑感 鳥居清倍画『ばけものやしき』について

第3号(「叢 近世文学演習ノート」)1980.7
                           
著者名 論題
高橋 則子 『新/板 女非人敵討』について
三好 修一郎 『西行法師一代記』について
服部 康子 『おにの四季あそび』について その一
勝田 敏勝 『にわかぶげん』(黒本)ついて
渡邊 英信 『金平手柄尽』(翻刻)
小池 正胤 『紙鳶/仙人稽古 豊年楽』について
創刊号・第二号への御教示より

第2号(「叢 近世文学演習ノート」)1979.11
                       
著者名 論題
高橋 則子 『双仁/苅萱 京水染櫻』について
渡邊 英信 『鉢冠姫物語』について
三好 修一郎 『寺子短歌』について
服部 康子 『是ハ御ぞんじのばけ物にて御座候』について
勝田 敏勝 『あんぽんたん』(黒本) 翻字と解説
小池 正胤 『化物忠臣蔵』について

創刊号(「叢 近世文学演習ノート」)1979.4
                             
著者名 論題
大学院同人 はじめに
服部 康子 『再/板 桃太郎昔語』について
渡邊 英信 翻刻『物草太郎』(都立中央図書館加賀文庫蔵本)
三好 修一郎 『いろは短歌』について
勝田 敏勝 『新なぞづくし』の翻字と解説
三好 修一郎 (補)『いろは短歌』(歌文句)と『和俗童子訓』所収「教女子法」との類同
小池 正胤 『魚鳥塩梅吉』と『浮世/楽助 一盃夢』について