(3)
0:反応開始時の過酸化水素の濃度(初濃度)

X軸に ,Y軸に ln(0
をプロットすると,原点を通る傾きk の直線が見出されることを示しています。

この直線は, ln(0の間に比例の関係があるといえるのです。

このグラフのことを「一次反応のk-プロット」または「k-プロット」と呼ぶことにします。

では,実験を行うと本当に比例の関係になるのでしょうか?

反応速度実験では,(2)式を展開した(3)式を用い,実験データが「比例の関係である」といえるのか判定してもらいます。

比例の関係の証明には,

1.直線を見いだせるか

2.その直線は原点を通るとみなせるか


の2項目を判断基準に用います。


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