
PARTICIPANT: 
1998 プログラム
1998 PROGRAM
1998年 プログラム
1998年の参加者は17カ国、総勢28人でした。相互交流はオーストラリア、オーストリア、クロアチア、ドイツ、リトアニア、ポーランド、スロバキア、トルコ、イギリスそしてインドとの間で継続され、そして新たにヨルダンとルーマニアとの間で行われました。
また他にブルガリア、グルジア、イタリア、日本、オランダからの参加がありました。
この米国内の調査には、米国政府文化行政機関であるナショナルパークサービスの全面的な協力を受けています。
ホールオークス記録保存調査参加報告
今夏、米国政府文化行政機関ナショナルパークサービスの事業であるオレゴン州ベントン郡モンローにあるホールオークス製材会社の記録保存作業に参加しました。モンローはポートランドの150kmほど南に位置します。またこの事業は1997年5月に始まり、1998年の10月末に終了する予定になっています。
ホールオークス製材会社は1938-1939年に創設された現在も稼働中の製材所です。
ホールオークス製材会社は大直径のダグラスファー(北米杉)を加工する製材所て、現在も蒸気機関により稼働する希少な工場といえます。
実測調査は5月26日に始まり8月7日に終了しました。実測、図化および写真撮影はナショナルパークサービスの歴史家リチャード・コナー氏および建築家ダナ・ロケット氏の指導のもと、以下4名の作業者によって作成されました。
始めの1ヶ月は野帳作成にあてられました。敷地が広大であることから、この作業は個々に分担され、そのかなりの部分は個人的な裁量に任されることになりました。このことは不安反面、工場の複雑なシステムを把握する一助となったともいえます。
この製材所において、建造物、機械類といった物そのものよりその作業工程に文化財としての価値付けされており、日本の文化財基準にはみられないこうした思考は注目すべき点のように思います。
仕事外に日常では、路上の多様な年代の自動車に興味をひかれました。無論のことアメリカでも多数の日本車をみることができます。つまり今まで日本ではみたこともないような旧車をみることができるわけです。
日本では 10年以上昔の自動車をみることはまずありません。2年ごとに課せられる車検制度により古い車ほど維持費がかかることがその一因といえます。
手短にいえば、アメリカにて数々の日本車をみて、時間をこえた多様性にふれた結果、日本車メーカーの歴史的偉業を実感したと言えます。
日本は自動車、電気産業などに代表されるように工業の長い歴史を持っています。しかしそうした所産を後世に伝える価値のあるもの、とは考えられていません。むしろそうしたものに対しては常に最先端を歓迎する傾向にあると言えるでしょう。
しかしこうした産業は日本で行なわれた偉大な業績のひとつであり、今後その歴史的価値を見直す必要があると思います。
参考資料
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