メンバー
東京学芸大学 国際教育センター 教授
松井智子
学位
Ph.D. in Linguistics University College London
専門
心理言語学、語用論、発達心理学
プロフィール
2011 - 現在 | 東京学芸大学国際教育センター 教授 |
2005 - 2011 | 京都大学霊長類研究所認知学習分野 准教授 |
2002 – 2005 | 国際基督教大学教養学部 准教授 |
1997 - 2002 | 国際基督教大学教養学部 助教授 |
研究テーマ
近年の研究テーマは、子どもの対人コミュニケーション能力の発達です。自閉スペクトラム症のように、対人コミュニケーションを困難とする発達障害も研究の対象になります。主に3歳から12歳くらいまでの子どもを対象に研究調査を実施しています。バイリンガル児の言語と認知の発達についても研究を始めています。日本で育つ日系外国人の子どもや、海外在住の日本人児童の発達研究、およびバイリンガルの自閉スペクトラム症児の発達研究も進めています。
授業
東京学芸大学の修士課程と博士課程では、子どもの言語力・コミュニケーション能力の発達と学習の関係、および対人コミュニケーションに困難を持つ子どもの支援についての授業を担当しています。授業では、モノリンガルとバイリンガルの子どもの発達についての比較検討もしています。
主な著書
『子どものうそ、大人の皮肉』(岩波書店)
Bridging and Relevance (John Benjamins)
Evidentiality: A Window into Language and Cognitive Development, New Directions for Child and Adolescent Development (Jossey-Bass)
ポスドク研究員
高嶋 由布子
内田 真理子
博士課程
研究室コーディネーター
松田 理恵
リサーチ・アシスタント
越井 美紗
小手川 友菜
豊島 瑞紀
村西 純奈
吉田 真琴
若洲 花菜翠
渡部 優
ソーダバーグ 碧
卒業生
田中悠紀子
修士論文「自閉スペクトラム症児におけるコミュニケーションルールの捉え方」
近藤しをり
修士論文「学齢期自閉症スペクトラム障害児の他者の信頼性判断に関する実験的検討―話し手の確信度理解に焦点をあてて」