2022年度秋学期 全学留学生対象日本語科目シラバス
日本語1 総合B
桂 千佳子(かつら ちかこ) 月曜3限 N313
目標 |
近未来の自分の居場所としてのダイバシティ(多文化共生)におけるコミュニケーションの在り方を明確に描けるようになる。 |
---|---|
内容 |
最終成果物:将来の自分へのアドバイス ①これまでの日本語・日本文化についての学び、②自文化・自国語の再認識を通し、異文化理解のために必要なことを各自で明確にしていく。授業時には様々なフレームワークを使ったペアあるいはグループでの活動が中心となるため、できるだけ欠席しないようにすること。 |
テキスト |
プリント配布・インターネットのWebサイト |
成績評価方法 |
授業時の取り組み40% 授業外の取り組み30% 提出物30% |
日本語1会話B1/表現法D(口頭コミュニケーションⅠI)
南浦 涼介(みなみうらりょうすけ)月曜1限 S107
目標 |
この授業では、「笑い」と「文化」の関係に視点をおいて、「漫才」を留学生でつくり、実際に行います。それを通して、観客に対話のおもしろさを考え、実際に表現していくときのことばのありかたを考えていきます。 |
---|---|
内容 |
上記の目的を,吉本所属の国際夫婦漫才コンビのフランポネさんとの協働で進めていきます。 プロジェクトワーク形式で進めていきます。 1)漫才の日本語を体験する(第2回 吉本の漫才コンビフランポネさんとの協働) 2)漫才の日本語の脚本を分析し,笑いのしかけ,フリ-ボケ-ツッコミなどの会話のジャンル形式を理解する(第3回) 3)ペアで漫才の台本をつくり,練習して実演する(第4回~第7回 実演時は吉本のフランポネさんの講評付き) 4)改めて台本を考えなおし,漫才台本をつくり,練習する(第8回~第13回) 5)G1グランプリを開催し,Zoom上で学生たちに漫才の披露をする(第14回 吉本のフランポネさんからの講評付き) 6)ふり返りを行う(第15回) |
テキスト |
とくに事前に指定はしません。授業内で指示します。 |
成績評価方法 |
1)授業時のふり返り TEAMSでふり返りを投稿に対する返信形式で行っていきます。 目的 学生同士の考えや状況の報告を互いに共有することで,理解や活動のくふうなどを深めていくために行います。 2)漫才の台本と実演 第7回及び第14回での漫才の台本と実演。 3)全体のふり返り 第15回のときに,笑いと文化の関係性について,自分たちが取り組んだ漫才の経験をふまえてレポートをして共有します。 ・期末課題 40% |
日本語1会話B2
稲田 直子(いなだ なおこ) 木曜3限 N313
目標 |
複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。 |
---|---|
内容 |
次のような練習を行う。 ・ある社会的なトピックについて、自分の意見を論理的に、相手にわかりやすく話す ・相手の発話意図を理解し、場面に応じた表現で円滑にコミュニケーションができる ・聞き手の心に響くスピーチについて考え、実施する トピックやテーマについては、履修者と相談して最終決定する。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
出席・授業参加度40%、課題・宿題30%、スピーチ30% |
日本語1 講読B
新谷 あゆり(しんや あゆり) 金曜3限 N313
目標 |
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。 |
---|---|
内容 |
短編・長編小説を展開や結末を想像しながら読む。小説の結末を書く。語彙・表現を学習する。 |
テキスト |
『阪急電車』有川 浩(ありかわ ひろ)(幻冬舎文庫) |
成績評価方法 |
出席・参加度・ 課題60%, 小テスト・期末テスト40% |
日本語1 作文B1
横山 和子(よこやま かずこ) 月曜2限 N313
目標 |
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる。 |
---|---|
内容 |
・各自テーマ(=伝えたい事柄)を決めて論理的な文章を書いていく。具体的には説明文、意見文を中心にこれらに必要な表現(図表の説明の仕方、引用の仕方、など)を学ぶ予定であるが、受講生のニーズによっては論文作成に関する事柄も扱う可能性がある。 ・授業では各自書いた作文をお互いに読み合い、意見交換をすることで、自己修正力やテーマについての理解を深める。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業への参加度20%、課題提出30%、文章50%(内容・日本語の正確さ) |
日本語1 作文B2/表現法 B(ライティングⅡ)
北澤 尚(きたざわ たかし)木曜1限 国二演
目標 |
現代日本語の表現の諸相を具体的に学び、アカデミックライティングにおける適切な日本語を使用するための実践力を身につける。 |
---|---|
内容 |
留学生及び大学生として必須な日本語表現力を養うための授業である。この授業では文章表現(特にアカデミックライティング)を中心に取り上げる。具体的な内容は下記の「授業スケジュール」を参照すること。演習科目である。毎回、授業後に課題を出し、次回までに提出してもらう予定である。なお、春学期が基本編であったのに対して、秋学期は応用編である。実際に論文を提示し、添削の過程を通して、実践的に論文作成の技法を習得してほしいと願っている。また、履修者自身に小論文を執筆してもらい、その文章表現を添削する予定である。 |
テキスト |
第1回目の授業において教科書については指示する。 |
成績評価方法 |
出席状況、毎回提出のレポート課題の内容、授業時の積極的態度の有無などを総合的に評価する。 |
日本語1 文法B
岩崎 拓也(いわさき たくや) 金曜4限 N313
目標 |
上級の文法項目を習得する。 |
---|---|
内容 |
既習の中級以上の文法の使い分けができるようになることを目指します。授業では、実際のコミュニケーション場面をもとに、文法をどのように使い分ければいいのかを説明やディスカッションを通して学び合います。この授業では、グループ(または個人)での発表があります。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
出席・授業の参加度40%、課題30%、発表の評価30% |
日本語1 漢字B
坂田 睦深(さかた むつみ) 火曜2限 N313
目標 |
1000字程度の漢字およびそれを使った語彙の運用力をつける。 |
---|---|
内容 |
教科書の奇数課の中から5~6課分を学習予定。初回の授業で希望を聞く。各課終了後、指定範囲から漢字の書き取りのクイズを行う。そのクイズを中心に期末テストを行う。また、「今週の漢字」として、新出の漢字を3つ挙げて、自分なりの覚え方、興味のある漢字とその理由について説明する。 |
テキスト |
『INTERMEDIATE KANJI BOOK 漢字1000PLUS VOL.2』第4版 |
成績評価方法 |
課題の提出状況と授業の参加度(「練習」の答え合わせ、発表等)70%、各課のクイズ10%、期末テストで20% |
日本語 1 聴解B
笹目 実(ささめ みのる) 水曜2限 N306
目標 |
複雑で抽象的な談話の流れが聞き取れるようになる。 |
---|---|
内容 |
あるテーマに関する話やネットニュースを視聴し、理解する。視聴しながら、重要な言葉や表現を聞き取る。それを他の学生に伝え意見を交換する。語彙小テストを行う。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度50%、語彙テスト・中間・期末テスト30%、課題20% |
日本語1 特別演習B[ドラマで学ぶ日本語]
宮本 典以子(みやもと ていこ)水曜1限 N313
目標 |
まとまった内容の抽象的な談話の流れが理解できるようになる。自分の考えを伝えることができるようになる。 |
---|---|
内容 |
ドラマや映画を鑑賞し、実践的な話し言葉を学ぶ。取り上げる作品は、学園をテーマとしたものを中心とする予定。授業の前半の活動(語彙・漢字・言語表現等の学習)はピア活動を基本とする。ドラマについてのプレゼンテーションも行う。作品ごとのフィードバックシートやプレゼンテーション資料等を提出する。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度40%、提出物40%、発表20% |
日本語1 特別演習B[ビジネスで学ぶ日本語]
福島 恵美子(ふくしま えみこ)木曜2限 N313
目標 |
ビジネスに必要な日本語の表現を身につけ、日本語を使用するビジネス現場で求められるコミュニケーションの力を養う。 |
---|---|
内容 |
ビジネス現場で見られる少し複雑なコミュニケーションについて学習する。具体的には、連絡する、相談する、説得するなどである(先学期とテーマは異なる)。ビジネス文書を書いたり、商品企画などのグループ活動も行ったりする。1月に発表を行うがテーマは相談して決める。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度(出席、授業態度)40%、課題(宿題を含む)20%、テスト20%、発表20% |
日本語1/2特別演習B[プロジェクト]
伊能 裕晃(いのう ひろあき)金曜2限 N313
目標 |
日本人学生とのディベートやグループ活動を通して、日本語の総合的な運用能力を高める。 |
---|---|
内容 |
日本人学生と一緒に日本語でディベートを行う。この授業は学芸大の日本人学生のための授業「学芸フロンティア科目F」と合同で行う。日本語でディベートを行う方法を基礎から学んだあと、最初は身近なテーマでディベートを行うが、学期の後半には、現代社会の様々な問題について、資料を調べ、準備をして、ディベートを行っていく。 ディベートは、教室あるいはオンラインで行う予定。コロナの状況によっては、ワークシートに書く、チャットを使用するなど、授業の方法が変わる場合がある。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
出席・授業の参加度40%、課題30%、ディベートの評価30% |