2022年度秋学期 全学留学生対象日本語科目シラバス

日本語2 総合B

横山 和子(よこやま かずこ)月曜3限 N402

目標
他者との考えや意見のやりとりを通して、「自分の考え」を自分自身でつかみ、他者にわかるように表現していくという形で、日本語での表現力をつけていく。
内容
・「異文化コミュニケーション」「公共の場でのマナー」などのテーマで、、図書、新聞記事、統計資料などを読み、現代日本社会についての理解を深める。内容を予測しながら文章を読む力、読みとった内容を日本語で表現する力、物事に対する自分の意見を論理的に述べる力をつけることを目指す。また、テーマごとに、発表やディスカッションなどの活動を行う。
・扱うテーマは22年春学期とは異なるので、22年春学期の受講者にとって学習内容が重なることはない。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業への積極性50%、活動(内容・日本語)50%

日本語2 会話B

坂田 睦深(さかたむつみ)火曜1限 N313

目標
自分の考えや気持ちを伝えることができるようになる。具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
コースの前半は、教科書を中心に自己紹介、インタビュー、ディスカッションを行う。受講生の人数にもよるが、ディベートも行う予定。後半は教科書を参考にしながら、2~3分スピーチを行い、ミニ・ディスカッションもしながら、最終的には5分以上のプレゼンテーションを行う予定。
テキスト
『もっと中級 日本語で挑戦!スピーチ&ディスカッション』(にほんごの凡人社)第1課のみコピー配布予定。早めに購入すること。
成績評価方法
授業の参加度20%、各種スピーチ40%、ディスカッション・インタビュー等で20%、プレゼンテーション20 %の予定

日本語2 作文B

小池 惠己子(こいけ えみこ)木曜1限 N313

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
・日本語の表記のしかたを復習し、文体の違 い、話しことばと書きことばの違いを理解して使い分けられるようにする。
・読み手や状況に合った敬語表現を使って書く練習、論理的な構成の文章を書く練習をする。
・事実と意見の区別、引用の基本についても学ぶ。
・おたがいに作文を読み合い、話し合う活動をおこなう。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
課題(作文)60%、グループ活動・提出物10%、平常点(出席・授業への参加度)30%

日本語2 文法B

荒巻 朋子(あらまき ともこ)木曜2限 N206

目標
中級後半~上級の文法項目を習得する。
内容
日本語の中級から上級の文法について、基本的な意味や用法、さらに類似表現との違いやどんな場面で使用するか等も学ぶ。発表、課題、中間・期末試験がある。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
試験・クイズ60%、課題・発表20%、授業参加度20%

日本語2 漢字B

李 貞旼(いじょんみん)月曜1限 N302

目標
750字程度の漢字とその漢字を使ったことばを学習し、運用できるようにする。
内容
・漢字の意味とその漢字を使ったことばの意味と使い方を学んでいきます。
・今学期は教科書の1,3,4,6,7課を2回で1課学習する予定です。
・クラスでは漢字から語彙を広げたり、漢字語彙を使った文を作るなどの活動を中心にします。
テキスト
『Intermediate Kanji Book 漢字 1000 Plus, Vol.1』凡人社[改訂第3版]
成績評価方法
出席・参加度20%、課題・発表40%、テスト40%

日本語2 講読B

岩崎 拓也(いわさき たくや)金曜3限 N302

目標
具体的な文章内容で、ある程度の長さの文章が読めるようになる。
内容
前半では、様々なジャンルの長めの文章を扱い、ロジカルに読めるようになる練習をする。 後半は、受講者と相談のうえ、短編小説やエッセイを読む。話の構成を意識しながらじっくり丁寧に読み深めて、意見や感想をクラスメイトと交換できるようになることを目標にする。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業参加度(出席・授業態度)50%、期末試験50%

日本語2 聴解B

福島 恵美子(ふくしま えみこ)木曜3限 N306

目標
具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
日常生活の場面と社会的な場面での会話、スピーチ、ニュースなどを聞いて、情報を聞き取ったり、聞いた内容について要点をまとめ、伝えたりする練習をする。情報を聞き取るために必要な表現についても学習する。また、シャドーイング(Shadowing)の練習もする。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業参加度(出席、授業態度)40%、課題(宿題を含む)20%、テスト40%

日本語2 特別演習B[マンガで学ぶ日本語]

宮本 典以子(みやもと ていこ)水曜2限 N313

目標
話し言葉やマンガ特有の表現が
理解できるようになる。自分の考えが伝えられるようになる。
内容
マンガやアニメの鑑賞(かんしょう)を通して、よく使う話し言葉を学ぶ。扱う作品は「学園」をテーマにした作品を中心とする予定。言語表現の学習はピア活動とし、マンガ多読タイムも取る予定。またプレゼンテーションも行う予定。振り返りシート、多読シート、発表資料等を提出する。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業参加度40%、提出物40%、発表20%

日本語2特別演習B[ビジネスで学ぶ日本語]

笹目 実(ささめ みのる)月曜2限 N301

目標
ビジネス場面でどのような会話の流れになるのか分かるようになる。
内容
社内や社外というビジネス場面を設定する。賛成したり反対したりするとき、どのような会話の流れになるのか、モデル会話やロールプレーを行う。自国のビジネス事情を発表する。ビジネス表現を小テストする。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業参加度40%、発表30%、語彙表現テスト30%

日本語1/2特別演習B[プロジェクト]

伊能 裕晃(いのう ひろあき)金曜2限 N313

目標
日本人学生とのディベートやグループ活動を通して、日本語の総合的な運用能力を高める。
内容
日本人学生と一緒に日本語でディベートを行う。この授業は学芸大の日本人学生のための授業「学芸フロンティア科目F」と合同で行う。日本語でディベートを行う方法を基礎から学んだあと、最初は身近なテーマでディベートを行うが、学期の後半には、現代社会の様々な問題について、資料を調べ、準備をして、ディベートを行っていく。
ディベートは、教室あるいはオンラインで行う予定。コロナの状況によっては、ワークシートに書く、チャットを使用するなど、授業の方法が変わる場合がある。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
出席・授業の参加度40%、課題30%、ディベートの評価30%

日本語2/3 特別演習B多読]

桂 千佳子(かつら ちかこ)金曜1限 N313

目標
母語に翻訳することなく、辞書や参考書を見ずに、「自分の日本語」を使うことができるようになる
内容
4つのルールを守り、指示に従って、わからないことばがあっても辞書で調べないで、どんどん読む「多読」をします。読書記録をつけ、「おすすめの読み物」はみんなに発表し、その中から面白そうなものを読む「ブックトーク」もします。読みものは、「みんなで共有できるもの」とします。
テキスト
*読むもの
①教室に準備してある本 ②授業時に紹介したサイト
成績評価方法
読書記録40%、クラスで行うブックトーク40%、期末プロジェクト20%