2023年度春学期 全学留学生対象日本語科目シラバス

日本語2 総合A

桂 千佳子(かつら ちかこ)月2 N313

目標
場面(コンテクスト)、意図、性格などの個性、価値観など自分に合った日本語でのコミュニケーションの在り方を見つける。
内容
「コミュニケーション」をテーマに、様々な活動をしていきます。
1.知る活動
参考資料をさがして読んだり、アンケートやインタビューなどの調査を行ったりしながら、コミュニケーションとは何か知り、コミュニケーションの目的、在り方など、本質的な点から各自にあった定義づけをする。
2.考える活動
1で明らかになったことに対して、自分はどうしていきたいのか、言語化する。
3.対話する活動
各自の成果を報告し合いながら、対話により、さらに自分の考えを深くしていく。
1~3をしながら、母語での表現と比較しながら日本語でどうしたらいいのか考えます。
テキスト
プリント配布・Webサイトや記事などの紹介
成績評価方法
個別活動への取り組み30% 
グループ活動への取り組み30%
Teamsの課題提出 40%(受講者によって変更する場合があります)

日本語2 会話A

坂田 睦深(さかたむつみ)火2 N313

目標
自分の考えや気持ちを伝えることができるようになる。具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
授業は2冊の教科書を使って、主にロールプレイと、客観的データ(統計グラフ、読み物)を引用した意見スピーチを中心に行う。人数によっては、ディスカッションやディベートも行う予定である。テキストは4月中には購入してほしい。なお、課題はTeamsで提出。課題重視なので、予習・復習に時間がかかることを理解した上で受講してほしい。
テキスト
①『中上級学習者のためのブラッシュアップ日本語会話』(スリーエーネットワーク)の一部 ②『新訂版トピックによる日本語総合演習(2019年発行)』(スリーエーネットワーク)
成績評価方法
課題80%、平常点20%。コロナ等の特別な理由を除き、遅刻3回で1回の欠席扱い。5回の欠席で不合格。

日本語2 作文A1

稲田 直子(いなだ なおこ)月3 N313

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
日本語の文章を書く際のルールや表現を確認しながら、さまざまな文章の書き方を練習する。授業中はクラスメートと書いた文章を読み合い、コメントし合う。資料配布やクイズ、課題の提出にMicrosoft Teamsを用いる。また、パソコンで作文を書くこともあるため、毎回パソコンを持参すること。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業への参加度 30%、宿題の提出 20%、クイズ 20%、期末課題 30%

日本語2 作文A2

福島 恵美子(ふくしま えみこ)木3 N313

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
説明文、描写文、意見文、エッセイ、メールなどの様々な文章を書き言葉を用いて書いて、自分が書いた文章を表現、文法、構成などの点から書き直す練習をする。また、ピアラーニングによる作文・評価を行うこともある。これらの活動を通して、書く力を伸ばしていく。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業参加度(出席・授業態度)40%、作文(評価シートを含む)60%

日本語2 文法 A1

岡 智之(おか ともゆき)水2 N405

目標
中級の日本語文法項目を習得する。
内容
テキストの1課から40課まで1回3課ずつやっていく。毎回文づくりの宿題がある。
テキスト
『くらべてわかる 中級 日本語表現文型ドリル』Jリサーチ出版
成績評価方法
出席・参加度30%、宿題30%、期末テスト40%

日本語2 文法 A2

布施 悠子(ふせ ゆうこ)木1 N402

目標
中級の日本語文法項目を習得する。
内容
教師の配布プリントをもとに行う。
テキスト
教師作成のプリントを行う。
成績評価方法
出席・参加度30%、課題40%、期末テスト30%

日本語2 漢字A

工藤 聖子(くどう せいこ)火1 N301

目標
750字程度の漢字を学び、学んだ漢字を使った語彙の運用ができるようになる。
内容
漢字の意味とその漢字を使ったことばの意味と使い方を学ぶ。今学期は2,5,8,9,10課を学習する。授業では学んだ漢字を使った語彙を広げ、文を作ったり、グループやペアで調べて発表したりする活動もある。1課が終わるとクイズを行う。
テキスト
『Intermediate Kanji Book 漢字 1000 Plus, Vol.1』凡人社 [改訂第3版]
成績評価方法
出席・参加度30%、課題・発表30%、クイズ・テスト40%

日本語2 講読 A

稲田 直子(いなだ なおこ)木2 N206

目標
具体的な文章内容で、ある程度の長さの文章が読めるようになる。
内容
新聞記事、エッセイ、短編小説などさまざまな文章を読む練習をする。同時に、日本語の表現も学ぶ。読んだ文章の内容について話し合ったり、内容をまとめたりする。資料共有やクイズ、課題の提出にMicrosoft Teamsを用いる。履修者はパソコンを持参すること。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業への参加度 30%、宿題の提出 20%、クイズ 20%、試験 30%

日本語2 聴解A

新谷 あゆり(しんや あゆり)金2 N105

目標
具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
スピーチ・発表・ニュースなどを聞いて、内容を理解する練習をする。ディクテーションと漢字の読みの試験も実施する。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
平常点(出席・参加度・課題)30% 
小テスト・期末テスト70%

日本語2 特別演習A[マンガで学ぶ日本語]

宮本 典以子(みやもと ていこ)水1 N313

目標
話し言葉やマンガ特有の表現が理解できるようになる。
内容
マンガ・アニメの鑑賞を通して、話し言葉を実践的に学ぶ。扱う作品のテーマは学園に限らず、ビジネス等さまざまなテーマを扱う予定。言語表現はピア活動とする。発表や交流も行う予定。授業の始めに「マンガ多読タイム」を取り、記録シートを作成する。振り返りシートや発表資料を提出する。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
提出物(振り返りシート、発表資料等)50%、授業
参加度(発表・ピア活動等)50%

日本語2/3 特別演習A[多読]

桂 千佳子(かつら ちかこ)金3 N313

目標
母語に翻訳することなく、辞書や参考書を見ずに、日本語を「勉強することば」からを「自分で使えることば」にする。
内容
4つのルールを守って、教室にある好きなものを読みます。わからないことばがあっても辞書で調べません。メモもしません。「楽しい気持ち」で、どんどん読む「多読(たどく)」をします。読書記録をつけ、「おすすめの読み物」はみんなに発表し、その中から面白そうなものを読む「ブックトーク」もします。読みものは、「みんなで共有できるもの」とします。
テキスト
*読むもの
①教室に準備してある本 
②授業時に紹介したサイトなど
(自分しか読めないものは読みません)
成績評価方法
読書記録 25%
授業時の取り組み 25%
ブックトーク(発表)25%
学期末プロジェクト 25%