OECD主催のSchool Networks’ Webinarでのプレゼンテーション
2016/04/01
2016年4月1日(金)にOECD主催で開催されたSchool Networks’ Webinar“Fostering 21st Century Learning”にて,本機構の関口貴裕准教授,鎌田正裕教授,鈴木聡准教授がプレゼンテーションを行いました。
このWebinar(インターネット上で行なうウェブカンファレンス)は,OECDのEducation 2030事業に協力する各国の学校ネットワーク(School Networks)の代表者が意見交換を行うもので,今回はOECDからの依頼により,日本の学校ネットワークInnovative Schools Network 2030 の協力者として,我が国の小学校におけるコンピテンシー育成の事例を紹介しました。
Webinarでは,まずそれぞれの学校ネットワークの簡単な活動紹介の後,メインセッションとして国際バカロレアによるラーナープロファイル(IB教育で目指すべき学習者像)の紹介と東京学芸大学・本機構のプレゼンテーションが行われました。本機構のプレゼンテーションでは,はじめに関口准教授が日本の小中学校で育成可能なコンピテンシー(スキルと情意特性)についての調査結果を説明し,次いで,それをうけて鎌田教授と鈴木准教授が,具体的にどのように教科内容の指導とコンピテンシーの育成を協調させているかを,それぞれ理科,体育の事例で説明しました。その際,本プロジェクトで撮影した附属小学校の授業映像を上映し,多くの参加者の関心を集めました。