広島県立広高等学校(呉市)の「学びの変革」事業の取組を支援する活動を行っています
2019/04/04
広島県教育委員会は,2014年12月に「『学びの変革』アクション・プラン:コンピテンシーの育成を目指した主体的な学びの充実」を示しています。広高等学校は,このプランに基づく研究開発校として,2015年度より「高等学校課題発見・解決学習推進プロジェクト」を進めており,東京学芸大学次世代教育プロジェクトが2018年度よりこの取組を支援しています。
2018年6月21日と9月28日には広高等学校にて取組の経過検討,特にコンピテンシーの評価の問題について意見交換を行いました(鎌田正裕教授・プロジェクト・リーダー,岸学特命教授)。また11月16日には数学科による批判的思考力育成の研究授業とその検討会,コンピテンシー自己評価の分析報告を行いました。
広高等学校のコンピテンシー育成授業は,高等学校としてさまざまな先進的試みを行っており,教員同士の情報共有と協働によるカリキュラムマネジメント活動も盛んに行われています。そして,2019年度以降も引き続き支援を実施していくにあたり,既にその内容を相談しています。
検討会でコメントを行う岸特命教授