シンポジウム開催のお知らせ
共生社会の一員として未来を形成する存在である外国人児童生徒等の教育の充実は、教育課題としてのみならず、社会問題としても注目されている。こうした中、令和5年4月より高等学校においても日本語指導が「特別の教育課程」として編成・実施することが可能となったが、その実施校における取り組みから、本制度の可能性と課題について検討する。さらに、かれらのもつ文化的多様性を資源とする教育や自己実現・キャリア形成の支援から得られる示唆をもとに、高等学校において「多様性」と「包摂性」を、外国人生徒等教育の実践としていかに実現するかを議論する。
シンポジウム
高等学校における外国人児童生徒等教育の充実に向けて
-「特別の教育課程」による日本語指導実施校の取り組みからー
概要
日時:2024年1月20日(土) 10:00-16:00
会場:オンライン(Web会議システム zoom)
定員:300名
お申込み:コクチーズよりお申込みください。⇒https://www.kokuchpro.com/event/symposium_2023/
申込期間:2023年12月20日(水)~2024年1月15日(月)
お問い合わせ:kudo1015@u-gakugei.ac.jp(担当:工藤)までお願いします。
10:00-12:00 報告
「高等学校における『特別の教育課程』による日本語指導」
報告1 茨城県立結城第一高等学校 講師 吉江恭子さん
報告2 愛知県立御津あおば高等学校 教諭 五十嵐恵美さん・植竹あやさん
報告3 大阪府立桃谷高等学校 教諭 矢野羊一郎さん・姜聖律さん
13:00-16:00 パネルディスカッション
「高等学校の外国人児童生徒等教育の充実に向けてー制度化による可能性と課題」
発題1 茨城県立結城第一高等学校 校長 堤祐二さん
発題2 愛知県立御津あおば高等学校 校長 森田恭弘さん
発題3 群馬県教育委員会事務局高校教育課 指導主事 澤田太郎さん
発題4 東京学芸大学 名誉教授 佐藤郡衛さん