研究室メンバー
教員紹介
氏 名 | 腰越 滋(Shigeru Koshigoe) |
生年月日 | 1965年7月7日 |
所属・職名 | 東京学芸大学・教育学部・教育学講座(学校教育学分野)・准教授 |
最終学歴 | 1994年3月 立教大学 大学院 文学研究科 教育学専攻 博士後期課程 満期退学 |
主な担当授業科目 |
【学部担当授業科目】 教育社会学、教育社会学特講、教育組織論、教育社会学演習、教職入門、教育調査法 【大学院担当授業科目】 学校社会学特講、教育社会学調査演習、教育社会学研究B |
専門分野 | 教育社会学(Sociology of education) |
所属学会 | 日本教育社会学会、日本教育学会、日本教師教育学会、日本高等教育学会、社会調査協会、 日本子ども社会学会 |
東京学芸大学・学部受験生へのメッセージ
大学は高校までとは異なり、授業の履修の仕方一つとってみても、主体的に自分の時間割を組み立てることが求められます。いわば、何事も自分で取捨選択し決定する姿勢が大切になってくるわけです。
何を取って何を捨てるのかは、簡単なようでいてなかなか難しい問題を孕んでいると思います。というのは、世の中の事柄は決して簡単には答えが見つからない問題の方が多くて、どれが最適なのかなどということは、全く分からないからです。当然どちらに進んだらよいか分からなくなり、迷って悩んで苦しむということが起こりえます。そして、そういう苦しい状態にあっては、往々にして人は右往左往するのではないでしょうか。
しかし、右往左往していても、逃げ出さず自分を見失わずに踏ん張り続ける勇気を持ちたいものです。泰然自若としてなんかいなくてもいい、オロオロしてのたうちまわって悩みながら、けれど投げ出さずに踏ん張る人。そんなひたむきな人に、私は魅力を感じます。
教育学は人育ての学問だと感じることがありますが、別の言い方をすれば、教育はバトン渡しの仕事ではないかと思えます。失敗や苦悩でオロオロした経験を踏まえ、柔らかくて暖かい励ましのメッセージを込めたバトンを、後進に渡していく仕事。それが教育という営為だと思うわけです。そして、先達のその思いが後進に実感として伝わった時、後進は育っていき、また次の世代へとバトンが渡せるようになり、教育マインドのようなものが涵養されていくのではないかと思います。
大学生活が順風満帆であることにこしたことはありませんが、挫折や失敗に遭遇したときにこそ、自分と向き合い自分を育てるチャンスだと思えます。そういう状況に陥った時、どうかそこから逃避せずに、踏ん張ってみて下さい。踏ん張っていれば、きっとその貴方の真摯な姿をみて、失意や苦悩をブレイクスルーしてきた教育マインドを持った先達が、必ずや現れ、励ましてくれるに違いありません。
その意味で、少人数教育やクラブやサークルなど、顔の見える関係を築ける場の多い東京学芸大学は、自分育てを考える貴方にはピッタリな大学です。一人でも多くの方が、本学に来て下さることを祈念しております。そして、大学で他ならぬ貴方にお会いできることを、私も楽しみにしております。
2013年度 教室主任時 卒業式(学位記授与会場)での挨拶
2009年度 教室主任時 卒業式(学位記授与会場)での挨拶
研究室メンバー紹介
修士課程
入学年度 | 修士課程修了年 | 研究テーマ | 氏名 |
---|---|---|---|
2016年度入学 | 2018予定 | 日本のいじめ問題における教師の認識と対応 | 於 穎 |
2016年度入学 | 2018予定 | 定時制高校を主とした非行少年の社会復帰への支援 | 大江 将貴 |
2016年度入学 | 2018予定 | 日本の教員文化と教師の多忙化 | 小倉 司 |
2015年度入学 | 2017予定 | 達成度テストの功罪 | 小関 瑠奈 |
2015年度入学 | 2017予定 | 教師とは「何」か | 椎名遥真 |
2015年度入学 | 2017予定 | 教育改革 | 吉田 知生 |
学士課程
入学年度 | 学士課程修了年 | 研究テーマ | 氏名 |
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2013年度 | 2018予定 | 教育システムの比較研究 ~フィンランドとオーストラリアの比較から~ |
川里 裕太 (2017年度留学) |
2013年度 | 2017予定 | 早期教育の功罪 ―大学生調査と親インタビューなどから― |
岡部 奨 |
2013年度 | 2017予定 | アイドルの社会学 ~その効用・効果に関する考察~ |
菊池 すず |
2013年度 | 2017予定 | 「遊び」がもたらす自己変容 -生成の悪との関連からの考察- |
菊池 善行 |
2013年度 | 2017予定 | 「いじりに関する研究」 | 桑島 明大 |
卒業生紹介
2015年度
2014年度
2013年度
2012年度
2011年度
2010年度
修了生紹介
博士課程(腰越の知人のみ)
入学年度 | 出身 修士課程 | 氏名 |
---|---|---|
2009年度入学 | 東京学芸大学 大学院 教育社会学領域 |
早坂 めぐみ |
2005年度入学 | 鹿児島大学 大学院 | 舞田 敏彦 |
1998年度入学 | 東京学芸大学 大学院 社会学領域 |
岩田 考 |
1997年度入学 | 東京学芸大学 大学院 教育社会学領域 |
池上 徹 |
1996年度入学 | 横浜国立大学 大学院 | 布村 育子 |
修士課程(修了生のみ。ただし1998年度以前の入学者は腰越の知人のみ)
入学年度 | 修士課程修了年 | 氏名 |
---|---|---|
2013年度入学 | 2016 | 李 勲博 |
2014年度入学 | 2016 | 茅 郁也 |
2014年度入学 | 2016 | 孫 陽 |
2013年度入学 | 2015 | 加藤 淳 |
2012年度入学 | 2014 | 古沢 誠 |
2012年度入学 | 2014 | 高村 愛音 |
2012年度入学 | 2014 | 上原 晃彦 |
2011年度入学 | 2015前後 | 呂 佳 |
2011年度入学 | 2013 | 季 湛 |
2011年度入学 | 2013 | 塚原 美緒 |
2011年度入学 | 2013 | 小泉 彩(はな) |
2010年度入学 | 2012 | 余 倩 |
2010年度入学 | 2012 | 吉村 圭祐 |
2010年度入学 | 2012 | 花村 武 |
2010年度入学 | 2012 | 門屋 隆宏 |
2010年度入学 | 2012 | 岩井 司 |
2010年度入学 | 2012 | 今村 洋介 |
2009年度入学 | 2012前後 | 岩永(遠藤) 理世 |
2009年度入学 | 2011 | 小松代 好美 |
2009年度入学 | 除籍 | 郷 健人 |
2009年度入学 | 2011 | 栗山 崇志 |
2009年度入学 | 2011 | 大菅 清香 |
2009年度入学 | 2011 | 王 瑾 |
2008年度入学 | 2010 | 谷口 圭一郎 |
2008年度入学 | 2010 | 遠藤 慧 |
2007年度入学 | 2009 | 吉野 裕美子 |
2007年度入学 | 2009 | 山口 悠太 |
2007年度入学 | 2009 | 東口 恵理子 |
2007年度入学 | 2009 | 窪世 篤子 |
2007年度入学 | 2009 | 魏 博 |
2006年度入学 | 2008 | 陳 羽 ※交換留学 |
2006年度入学 | 2008 | 山田 美都雄 |
2006年度入学 | 2008 | 鄭 思 培 |
2005年度入学 | 2007 | 若林 徹 |
2004年度入学 | 2006 | 小澤 昌之 |
2004年度入学 | 2006 | 設樂 庸平 |
2004年度入学 | 2006 | 張 秀紅 |
2003年度入学 | 2005 | 豊島 理恵子 |
2003年度入学 | 2005 | 松本 眞 |
2003年度入学 | 2005 | 小飼 祐介 |
2003年度入学 | 2005 | 田中 美晴 |
2003年度入学 | 2005 | 斯琴 高娃 |
2002年度入学 | 2004 | 高森 俊弥 |
2001年度入学 | 2003 | 守屋 拓 |
2001年度入学 | 2003 | 小西 尚之 |
2000年度入学 | 2002 | 菅原(百瀬) 然子 |
1999年度入学 | 2002 | 菅原 光 |
1999年度入学 | 2001 | 桧田(宮田) 真理 |
1998年度 | 2001 | 小比類巻(柳沢) 知枝 |
1998年度 | 2000 | 小比類巻 文親 |
1998年度 | 2000 | 壽乃田(五嶋) 千著 |
1998年度 | 2000 | 今浦(山本) 珠未 |
1998年度 | 2000 | 吉野 聡 |
1997年度 | 2000 | 大金 泰光 |
1997年度 | 1999 | 山口 勝宏 |
1996年度 | 1998 | 林原 理佳 |
1995年度 | 1997 | 坂本 建一郎 |