チョコレートを科学しよう
2013-01-25 12:20 | by 岡田(主担) |
バレンタインデーはすでに日本の行事になりましたね。
普段食べているチョコレートを油脂としてとらえ、
テンパリングの必要性、融点、結晶化などの観点から実験します。
附属高等学校図書館では理科との恊働展示として
食品としての歴史、社会との関わりも踏まえての資料提供を行います。
ディスプレイは、生徒力作の『お菓子の家』です。
『チョコレート』『コーヒー』『バナナ』『砂糖』『紅茶』『エビ』は、
南北問題、フェアトレード、環境問題を学ぶ際の大きなキーワードにもなる食品です。
図書館では毎年これらの本に注目して選書を行うようにしています。
今回の実験は、株式会社 明治 菓子開発研究所から講師をお招きしました。
生徒の中には「お菓子メーカーに就職してもいいかな?」という話も出たそうです。
高校生にとっては、将来の職業を見越して進学先を考えるいい機会にもなりました。
実験の詳しい内容は本校SSH活動WEBサイトへもどうぞ
東京学芸大学附属高等学校図書館司書 岡田和美