書道分野


石井 健(いしい たけし
 芸術・スポーツ科学系 美術・書道講座 書道分野 准教授。
 東京学芸大学教育学部特別教科教員養成課程書道科専攻卒業、同大学院教育学研究科美術教育専攻修了、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程芸術学(美術史)専攻中退。2000年4月から東京学芸大学助手、その後、講師を経て、現在は准教授。
 日本書道史の研究を専門としています。最近は『東大寺献物帳』に記される「失われた名筆」に着目し、文献史料の読解によって、奈良時代の書文化のもつ多様性について研究しています。また、江戸時代や明治~昭和の書の教育についても、実際に使われた教科書や教材、当時の文献史料や教育法令を対照しながら検討することによって、その実態や特質を明らかにしていこうと考えています。


業績