声楽研究室


小林 大作(こばやし だいさく)
私が本学で行っている研究は、イタリアオペラを主軸とした、発声、演技、身体についてです。特に、指導資格(マスター級トレーナー)を有している「レッシュ理論(4スタンス理論)」という身体理論を導入した声楽レッスンは、歌を苦手としている学生にとっても、また声楽を専門として勉強している学生にとっても、大きな成長に繋がっていると感じています。
 
東京藝術大学卒業。同大学大学院修士課程修了。文化庁オペラ研修所第11期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として一年間ミラノにて研鑚を積む。ローランド・ニコロージ国際声楽コンクールにおいて特別奨励賞を受賞。「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」「後宮からの逃走」等モーツァルトのオペラから、「愛の妙薬」「椿姫」「リゴレット」「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「アドリアーナ・ルクヴルール」等のイタリアオペラの主要な役を、二期会、日生劇場等様々な公演で多数演じている。また、「メサイア」「第九」等のソリストとしても多数出演。2021年よりレッシュ理論(4スタンス理論)の指導者としての資格を有し、声楽レッスン、合唱指導に取り入れ、成果をあげている。一般社団法人レッシュ・プロジェクト公式マスター級トレーナー。日本声楽アカデミー正会員。東京シティオペラ協会会員。二期会会員。


業績