2024年度春学期 全学留学生対象日本語科目シラバス

日本語2 総合A

横山 和子(よこやま かずこ) 月2限 N405

目標
他者との考えや意見のやりとりを通して、「自分の考え」を自分自身でつかみ、他者にわかるように表現していくという形で、日本語での表現力をつけていく。
内容
・「好きな言葉」「若者」「日本の外国人」の3つのテーマで、図書、新聞記事、統計資料などを読み、現代日本社会についての理解を深める。内容を予測しながら文章を読む力、読みとった内容を日本語で表現する力、物事に対する自分の意見を論理的に述べる力をつけることを目指す。また、テーマごとに、発表やディスカッションなどの活動を行う。
・扱うテーマは23年秋学期とは異なるので、23年秋学期の受講者にとって学習内容が重なることはない。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業への積極性50%、活動(内容・日本語)50%

日本語2 会話A

坂田 睦深(さかたむつみ) 火2限  N313

目標
自分の考えや気持ちを伝えることができるようになる。具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
テキストを中心にペア、グループワークを中心に活動を行う。5つの大きなテーマについて、テキストなどの内容をペアで再話、ペアでグラフの説明、グループディスカッション、個人スピーチを行う予定。毎回内容確認クイズ、次の回に語彙・表現クイズの流れで授業を進めていく。最後には、パワーポイントを使った、グラフ説明なども加えた5分以上のプレゼンテーションを行う。
テキスト
『新訂版トピックによる日本語総合演習 中級後期』(スリーエーネットワーク)
成績評価方法
授業の課題、参加度60%、個人スピーチ20%、プレゼンテーション20%(クラスの人数によって変更)?

日本語2 作文A1

稲田 直子(いなだ なおこ) 木3限 N305

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
書き言葉、敬語の練習をしながら、さまざまな文章を書く。授業では、意見文、メールなど、お手本となる文章を分析しながら書く練習をする。書いた文章はクラスメートと読み合い、コメントし合う。授業中はパソコンを使って文章を書くので、パソコンを持参すること。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業参加度(出席・話し合いへの参加)30%、宿題30%、クイズ10%、期末課題30%

日本語2 作文A2

許 夏玲(ふい はーりん) 金1限  N305

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
様々な文章のスタイル、書き方を学ぶと同時に、日本語の文章を書くために必要なルールや表現を学ぶ。課外の時間で大学のウェブクラスの eポートフォリオを用いて、ディスカッションを行うことがある。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業への参加度(出席含む)50%、宿題30%、課題レポート20%

日本語2 文法 A

稲田 直子(いなだ なおこ) 水2限  N405

目標
中級の日本語文法項目を習得する。
内容
文法を学ぶ際に重要な概念を復習しながら、中級文法を学んでいく。新しい文法項目は予習してくることとし、授業中はポイントを確認したり、クラスメートと考えた例文を検討したりといった活動を中心に行う。課題の提出等にはパソコンを使用する。
テキスト
『どんどん使える!日本語文型トレーニング 中級』凡人社
成績評価方法
授業参加度(出席・話し合いへの参加)20%、宿題30%、クイズ20%、期末試験30%

日本語2 漢字A

石崎 晶子(いしざき あきこ) 火1限  N405

目標
750字程度の漢字を学び、学んだ漢字を使った語彙の運用ができるようになる。
内容
漢字の意味とその漢字を使ったことばの意味と使い方を学んでいく。
今学期は、教科書の第2課、第4課、第6課、第8課、第10課を、だいたい2回で1課学習する予定。
クラスでは漢字から語彙を広げたり、漢字語彙を使った文を作るなどの活動を中心にする。
毎回、クイズを行う。
テキスト
『Intermediate Kanji Book 漢字 1000 Plus, Vol.1』凡人社
成績評価方法
クイズ 40%、課題 40%、授業参加度 20%

日本語2 講読 A

荒巻 朋子(あらまき ともこ) 木2限 N405

目標
具体的な文章内容で、ある程度の長さの文章が読めるようになる。
内容
意見文、説明文、お知らせ、エッセイ、小説等様々な形式の少し高度な文章を読み、内容を正確に理解し、表現や漢字も学ぶ。また課題発表、試験も実施する。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
試験・クイズ40%、課題(発表)30%、授業参加度30%

日本語2 聴解A

桂 千佳子(かつら ちかこ) 金2限 N405

目標
具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
「日本語が理解できた」から「テーマへの理解が深くなった」と自分で思えるような聞き方を目指す。そのために、「ことば」や「表現」「文法」を理解する聞き方ではなく「情報を取得できる」聞き方へと発展させていく。
具体的には、
①聞いた内容について自分で質問を考える 
②答えをさがす 
③ディスカッションするという3つのプロセスをクラスメートと協力して繰り返していく。
テキスト
プリント配布・サイト紹介・参考資料紹介
成績評価方法
平常点(出席・授業時の課題提出・話し合いへの参加度)50%
授業外の課題への取り組みと提出 50%

日本語2 特別演習A[マンガで学ぶ日本語]

宮本 典以子(みやもと ていこ)水1限  N313

目標
話し言葉やマンガ特有の表現が理解できるようになる。
内容
日本のマンガの鑑賞(かんしょう)を通して、話し言葉を実践的に学ぶ。学園以外にもファンタジーやミステリー等さまざまなジャンルの作品を扱う予定。言語表現はピア活動等で学ぶ。
・授業の始めに「マンガ多読タイム」を取る。読後、記録シート記入。
・また毎回、課題シートを提出。
・日本のマンガやアニメに関する発表も1回行う。発表後、発表資料提出。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
提出物(課題シート、多読シート、発表資料等)50%、授業参加度(振り返りコメント、ピア活動、発表・交流活動等)50%

日本語2 特別演習A[ビジネスで学ぶ日本語

福島 恵美子(ふくしま えみこ) 木1限 N313

目標
・ビジネス場面で使用される敬語表現が使えるようになる。
・ビジネス場面において、どのような会話をするかを理解し、基本的な会話ができるようになる。
内容
・ビジネス場面の人間関係や場を考えながら、敬語表現について学習する。
・ビジネス場面での自己紹介、基本的な電話応対、アポイントの取り方、許可求めの仕方などについて学習し、実践につながる練習をする。
・7月に発表を行うが、テーマについては相談して決める。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業参加度(出席・授業態度)40%、期末テスト20%、発表20%、課題(宿題を含む)20%

日本語2/3 特別演習A[多読

桂 千佳子(かつら ちかこ) 金3限 N313

目標
「多読TADOKU」の特徴を理解し、実践することで、日本語をより母語に近い使い方ができるようになることを目指す
内容
「勉強するモード」から「自分のことばとして使うモード」への切り替えができるようになることを目指す。
①単語の意味や文法を気にしないで、「書かれている内容」について自分の中で対話できるように読む
②同じ場面でも、一人一人の理解が多様であることが実感できるよう、読み物などを通した対話のワークを行う
③学期末プロジェクト「発表」:「勉強するモード」と「自分のことばとして使うモード」のちがいについて、自由に発表する(ストーリー・動画・ゲーム・音楽・絵などの創作・今学期の取り組みへの感想・読み物紹介など、なんでもよい)
テキスト
教室に準備してある多読用の読み物
多読に適したサイト紹介など
成績評価方法
平常点(出席・多読としての読み・ワークへの取り組み)40%、
読書記録シート提出30%、
学期末プロジェクト30%