東京学芸大学(学長:國分充)と一般財団法人山森記念財団(代表理事:山森一男)は、2024年6月3日に連携協力に関する協定を締結しました。この連携協定のもと、東京学芸大学教育インキュベーションセンターと一般財団法人山森記念財団が中心となり、双方が持つ教育に関する知的資源・人的資源を研修等で共有し、物的資源を活用しながら「放課後の学び」に焦点をあてた相互の教育に関する取り組みを推進してまいります。
<連携協定の内容>
(1) 多様性に応じた教育の充実に関すること
(2) 地域特性を活かした教育の充実に関すること
(3) 学生の教育、インターンシップ及びボランティアに関すること
(4) 教職員の研修に関すること
(5) 研究開発、共同研究に関すること
(6) 知的資源、人的資源及び物的資源の相互活用に関すること
(7) 「未来の学校みんなで創ろう。PROJECT」に係る施策に関すること
(8) その他前条の目的を達成するために必要な事項に関すること
協定締結式の中で、國分学長より、「一般財団法人山森記念財団様は、地方創生事業、人材育成事業、国際交流事業、高齢者自立支援事業など、地方が直面する様々な課題の解決を取り組まれておられ、特に、財団の拠点とされている改修した古民家を舞台に、地域の子ども達の成長の場、学びの場として活用されて行こうとしているとお伺いしており、教育に携わる者として、大変ありがたく感じております。」と挨拶いたしました。
山森代表理事からは、「山森記念財団は、地域創生の根幹を『人づくり』と位置づけて、消滅可能性都市と指摘された氷見市の復興に取り組んでいます。
この度、教育分野において日本をリードする東京学芸大との連携協定は、現在氷見市で進めている子供達の放課後の学びの場を通じて、自己表現のできる自立した人間形成に大いに役立つものと、期待しております」との発言がございました。