だって、おんなのこ だもーん!

2015-03-08 10:03 | by 中山(主担) |

   小学校で3月といえば、「ひなまつり」展示は外せませんが、ちょっと違った視点で本を選んでみました。
 
 『おんなのこだから』と(レイフ・クリスチャンソン  岩崎書店 1999年)を見つけたので、 その横には、活躍する女性、主張する女の子たちの本を並べてみました。
 3段目は主に女の子が主人公で活躍する文学です。 『女の子はサンタクロースになれないの?』(エルフィー・ドネリ 国土社 1990年)は、季節は外れますが、おんなのこ の 幸せを願ってくれるひな祭りにも、読んでもらうのもいいでしょう。 
 マララさんの本は人気で、出払ってしまっていました。3月8日は国際女性デーなのだそうです。

 

 図書館の入り口は、図書館ボランティア展示班のお雛様が迎えてくれます。手前の「新聞の構成」の展示をやわらかにしてくれました。

 展示の本は酒井先生と私とで選びますが、季節の素敵な掲示物は、保護者の図書館ボランティア展示班の皆様が、工夫を凝らしてくださいます。
 


 おりがみでつくったひな人形を柱にも飾ってくださいました。右横には、桃の花が、吊り飾りになって、何本もさげられています。 この吊り飾りも、毎月、季節にあわせて変わります。




 おばあさまがつくってくださったという色紙も、お借りしました。





 季節のいろ、ピンクが表紙の本を集めてみました。
 『だって 春だもん』小寺卓矢 アリス館 2009年 が、 4番目にあります。





 酒井先生が、『みんないきている みんなでいきている』(エリック・カール 偕成社 2005年)から、いきものたちのつぶやきを拾い出してくれました。



 

 忘れてはいけない、忘れられないできごとは、3月10日の東京大空襲と3月11日東日本大震災です。
 これも、コーナーを作っています。




  9日には、卒業に向けた展示に早変わりの予定です。


  今年の図書委員会は、年明けに福袋を作って貸出しましたが、あっという間に売り切れ。2月に「季節外れの福袋」を作ってくれました。キャラクターパンタくんをデビューさせた委員たちの最後の活動でした。
 
 
  本の包み方、リボンのかけ方・結び方の練習をもっとしたかったですが、時間切れ。2回目もあっという間になくなりました。 「こんな面白いシリーズがあったって、知らなかったです。いま続きを読んでいます!福袋のおかげです。」という、おんなのこがいました! なかなか達成感が得られないと嘆いていた委員たちでしたが、3月の委員会で、ほっと胸をなでおろしたことでしょう…。

(東京学芸大学附属小金井小学校 中山美由紀)

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