2024年度秋学期 全学留学生対象日本語科目シラバス
日本語1 総合B
桂 千佳子(かつら ちかこ) 月曜2限 N305
目標 |
自分と相手の個性、自分と相手の文化的背景を考慮しながら、日本語で的確かつ自由なコミュニケーションが行えるようになる |
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内容 |
「問」のスタイルを生かして、多様な側面からの対話を繰り返しながら、自分を知り、伝える。また、聞き手の立場では、相手の語りへの問いかけを通して、相手を知っていく。その上で、自己PRをする。 さらに、問の中の表現を変えることで視野および思考を広げながら、社会課題について自分なりの視点で説明できるようにする。 授業時にはアクティビティをすることが多いので、欠席しないようにすること。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業での取り組み40%、 提出物(Teamsの課題提出)30%、発表30% |
日本語1会話B
工藤聖子(くどうせいこ)火曜1限 N102
目標 |
複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。 |
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内容 |
日本語によるポスター発表、PPT発表等を通し、日本語によるプレゼンテーションや、スピーチ、ディベート、などを行なう。 内容に関しては、調査や日本人学生との活動を通して収集したデータ・情報をもとに構成する。 ピア活動やグループ活動を通し、どのような内容・形式・方法によるプレゼンテーションが効果的かを受講生間で吟味・検討する。 プレゼンテーションの方法、テーマについては、受講学生の関心に応じて設定するため、24Aの授業内容とは異なる。 また、場面に応じた表現、敬語についても扱う。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業での取り組み40%、 提出物30%、発表30% |
日本語1会話B2
稲田 直子(いなだ なおこ) 木曜3限 N313
目標 |
複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。 |
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内容 |
次のような練習を行う。 ・ある社会的なトピックについて、自分の意見を論理的に、相手にわかりやすく話す ・相手の発話意図を理解し、場面に応じた表現で円滑にコミュニケーションができる ・聞き手の心に響くスピーチについて考え、実施する トピックやテーマについては、履修者と相談して最終決定する。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
出席・授業参加度40%、課題・宿題30%、スピーチ30% |
日本語1 講読B
新谷 あゆり(しんや あゆり) 金曜1限 N105
目標 |
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。 |
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内容 |
短編・長編小説を展開や結末を想像しながら読む。小説の結末を書く。語彙・表現を学習する。 |
テキスト |
『阪急電車』有川 浩(ありかわ ひろ)幻冬舎文庫 |
成績評価方法 |
参加度(出席・授業態度・課題)60% 小テスト・期末テスト40% |
日本語1 作文B
横山 和子(よこやま かずこ) 月曜3限 N306
目標 |
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる。 |
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内容 |
・各自テーマ(=伝えたい事柄)を決めて論理的な文章を書いていく。具体的には説明文・意見文を中心にこれらに必要な表現(図表の説明の仕方、引用の仕方、など)を学ぶ予定であるが、受講生のニーズによっては論文作成に関する事柄も扱う可能性がある。 ・授業では各自書いた作文をお互いに読み合い、意見交換をすることで自己修正力やテーマについての理解を深める。 ・この授業を受けたことがある場合、自分で選ぶテーマは基本的に以前と異なるものにすること。 ・同じテーマで書きたい場合、そのテーマで以前書いた文章の反省点を踏まえた上で、より深い内容、あるいは視点を変えた文章にすること。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業への参加度20%、課題提出30%、文章50%(内容・日本語の正確さ) |
日本語1 作文B2/表現法 B(ライティングⅡ)
北澤 尚(きたざわ たかし)木曜1限 国二演
目標 |
現代日本語の表現の諸相を具体的に学び、アカデミックライティングにおける適切な日本語を使用するための実践力を身につける。 |
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内容 |
留学生及び大学生として必須な日本語表現力を養うための授業である。この授業では文章表現(特にアカデミックライティング)を中心に取り上げる。具体的な内容は下記の「授業スケジュール」を参照すること。演習科目である。毎回、授業後に課題を出し、次回までに提出してもらう予定である。なお、春学期が基本編であったのに対して、秋学期は応用編である。実際に論文を提示し、添削の過程を通して、実践的に論文作成の技法を習得してほしいと願っている。また、履修者自身に小論文を執筆してもらい、その文章表現を添削する予定である。 |
テキスト |
第1回目の授業において教科書については指示する。 |
成績評価方法 |
出席状況、毎回提出のレポート課題の内容、授業時の積極的態度の有無などを総合的に評価する。 |
日本語1 文法B
岡 智之(おか ともゆき) 水曜2限 N301
目標 |
上級の文法項目を習得する。。 |
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内容 |
テキストを各回2課ずつすすめていく(春学期の続き、第2部第26課から)。テキストの「話してみよう」の会話づくりを宿題にして、次回の最初に検討していく。 |
テキスト |
『マンガで学ぶ日本語上級表現使い分け100』、アルク |
成績評価方法 |
授業への参加度・宿題50%、期末テスト50% |
日本語1 漢字B
坂田 睦深(さかた むつみ) 火曜2限 N313
目標 |
1000字程度の漢字およびそれを使った語彙の運用力をつける。 |
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内容 |
・テキストの奇数課1、3、5、7、9、11、13課から6つの課を学習する予定。 ・前の週で、「力だめし」と「問題・確認」と「要点」を学習。次の回で要点までのところでクイズ。翌週は「練習」を行う。「課題」の部分は行わない。「練習」部分は手書きで自宅で行い、翌週答え合わせをしたあとに提出する。 ・最後の発表ではペアかグループになり、各課の学習漢字から自分が紹介したい漢字を選び、5分程度で発表する。ただし、受講者の人数で変更がある。 |
テキスト |
『Intermediate Kanji Book, Vol.2 第3版、または第4版 』(BONJINSHA) |
成績評価方法 |
各課のクイズ、期末テストで40%、課題(練習)30%、発表と平常点30%の予定。 |
日本語 1 聴解B
増田 里香(ますだ りか) 木曜1限 N313
目標 |
複雑で抽象的な談話の流れが聞き取れるようになる。 |
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内容 |
アカデミックな内容の講義やスピーチ及びニュースやインタビューなど様々な種類の聴解練習をする。聞く力だけでなく、聞いた内容をまとめ、要約する力を養う練習も行ったり、重要な言葉や表現について学習したりする。言葉や表現については小テストを行う。 クラス後半では、受講者それぞれが用意した音声データ(ラジオ、テレビ番組など)を使って、聞き取った内容をまとめたり質問に答えたり、ディスカッションする時間を設ける予定である。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
課題・発表 30%、小テスト・期末試験 40%、授業参加度 30% |
日本語1 特別演習B[ドラマで学ぶ日本語]
宮本 典以子(みやもと ていこ)水曜1限 N313
目標 |
まとまった内容の抽象的な談話の流れが理解できるようになる。自分の考えが伝えられるようになる |
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内容 |
ドラマや映画を鑑賞し、実践的な話し言葉を学ぶ。取り上げる作品は、学園をテーマとしたものを中心とする予定。授業前半の活動(語彙・漢字・言語表現等の学習)はピア活動を基本とする。日本のドラマについてのプレゼンテーションも行う。作品ごとのフィードバックシートやプレゼンテーション資料等を提出する。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度40%、提出物40%、発表20% |
日本語1 特別演習B[ビジネスで学ぶ日本語]
福島 恵美子(ふくしま えみこ)木曜2限 N313
目標 |
ビジネスに必要な日本語の表現を身につけ、日本語を使用するビジネス現場で求められるコミュニケーションの力を養う。 |
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内容 |
仕事をする上で必要な報告、連絡、感謝、謝罪、商品説明、企画などのビジネスコミュニケーションについて学習する。1月には発表を行うが、テーマについては相談して決める |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度(出席・授業態度)40%、課題20%、テスト20%、発表20% |
日本語1/2特別演習B プロジェクト
伊能 裕晃(いのう ひろあき)月曜1限 N313
目標 |
日本人学生とのディベートやグループ活動を通して、日本語の総合的な運用能力を高める。 |
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内容 |
この授業では、日本人学生と一緒に日本語でディベートを行う。最初に、日本語でディベートを行う方法を基礎から学んだあと、学期の前半は、身近なテーマでディベートを行う。学期の後半には、現代社会の様々な問題について、資料を調べ、準備をして、ディベートを行っていく。学期の途中で、生成AIを使ったディベートの練習なども行う。この授業は学芸大の日本人学生のための授業「学芸フロンティア科目F」と合同で行われる。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業への参加度(出席、授業態度)40%、課題30%、ディベートの評価30% |