2024年度秋学期 全学留学生対象日本語科目シラバス
日本語2 総合B
横山 和子(よこやま かずこ)月曜2限 N313
目標 |
他者との考えや意見のやりとりを通して、「自分の考え」を自分自身でつかみ、他者にわかるように表現していくという形で、日本語での表現力をつけていく。 |
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内容 |
前半は「異文化コミュニケーション」「公共の場でのマナー」「自分史」の3つのテーマについて、後半はクラス受講学生の関心のあるテーマについて、図書、新聞記事、統計資料などを読み、現代日本社会についての理解を深めます。内容を予測しながら文章を読む力、読みとった内容を日本語で表現する力、物事に対する自分の意見を論理的に述べる力をつけることを目指します。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業への積極性50%、活動(内容・日本語)50% |
日本語2 会話B1
坂田 睦深(さかたむつみ)火曜1限 N313
目標 |
自分の考えや気持ちを伝えることができるようになる。具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。 |
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内容 |
コースの前半は、教科書のUnit01,02,05,06を中心に自己紹介、インタビュー、ディスカッションを行う。後半は教科書のUnit03,04を参考にしながら、2~3分スピーチを行う。ミニ・ディスカッションもしながら、最終的には5分以上のプレゼンテーションを行う予定。 |
テキスト |
『もっと中級 日本語で挑戦! スピーチ&ディスカッション』(にほんごの凡人社) |
成績評価方法 |
学期末プレゼンテーション10%、その他の課題60%、授業内の小討論やショート・スピーチなどの参加度で30%とする。5回欠席で不合格となる。 |
日本語2 会話B2
荒巻朋子(あらまき ともこ)木曜3限 N313
目標 |
自分の考えや気持ちを伝えることができるようになる。具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。 |
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内容 |
日常会話がスムースに行えるような活動や日本人に対するインタビュー活動を行う。またテーマを決めてプレゼンテーションやディスカッション等も行う。学期中に課題、試験がある。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
試験・クイズ:20%、課題・発表:50%、授業参加度30% |
日本語2 作文B1
許 夏玲(ふい はーりん)月曜3限 N305
目標 |
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。 |
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内容 |
様々な文章のスタイル、書き方を学ぶと同時に、日本語の文章を書くために必要なルールや表現を学ぶ。課外の時間でインターネットを使用して、ディスカッションを行ったりすることがある。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業への参加度(出席含む)50%、宿題30%、課題レポート20% |
日本語2 作文B2
増田 里香(ますだ りか)木曜2限 N206
目標 |
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。 |
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内容 |
日本語の文章を書く際のルールを確認しながら、読み手を意識した文章の書き方を練習する。具体的には事実と意見の区別、引用の仕方についての学習、及び定型的な書き方にそってメールやメッセージを書く練習を行う。作文を書いた後は、クラスメートと作文を読み合い、読み手に伝わる文章の書き方についても考えていく。自分の文章を書き直す力を身につけるため、作文は毎回、「提出→書き直し→再提出」のサイクルで書く。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度(出席・話し合いへの参加)30%、作文50%、期末課題20% |
日本語2 文法B
小池 恵己子(こいけ えみこ) 木曜1限 N305
目標 |
中級後半~上級の文法項目を習得する。。 |
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内容 |
意味や形が似ている表現や文型の違いを理解し、使い方を学びます。自分で理解できているかどうか、文を作ってみよう。作った文をグループで検討する。また、新聞の記事を読み、実際に使われている表現や文型を文法的に説明してみよう。 |
テキスト |
『くらべてわかる中級日本語表現文型ドリル』Jリサーチ出版 |
成績評価方法 |
試験60%、課題・提出物20%、授業への参加度(グループ活動・課題への取り組み・出席)20% |
日本語2 漢字B
荒井 直美(あらい なおみ)火曜2限 S306
目標 |
750字程度の漢字とその漢字を使ったことばを学習し、運用できるようにする。 |
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内容 |
漢字の意味やその漢字を使ったことばの意味と使い方を学ぶ。今学期は、教科書の1課、3課、5課、7課、9課を学習する。だいたい2回で1課学習する。授業では、学んだ漢字から語彙(ごい)を広げて、文を作り、グループやペアで調べて、発表などをする予定。 |
テキスト |
『Intermediate Kanji Book 漢字 1000 Plus, Vol.1』凡人社[改訂第3版] |
成績評価方法 |
出席・授業への参加度30%、課題・発表30%、クイズ・テスト40% |
日本語2 講読B
稲田 直子(いなだなおこ)水曜1限 N306
目標 |
具体的な文章内容で、ある程度の長さの文章が読めるようになる。 |
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内容 |
新聞記事・短編小説・短いレポートなど、さまざまなジャンルの読み物を読む。また、読んだ文章の内容をまとめたり、意見交換したり、短い文章を書いたりする。クイズ、宿題の提出にはMicrosoft Teamsを使用するので、パソコンかタブレットを持ってくること。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度(出席・話し合いへの参加)30%、クイズ 20%、宿題の提出 30%、期末試験 20% |
日本語2 聴解B
新谷 あゆり(しんやあゆり)金曜2限 N313
目標 |
具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。 |
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内容 |
スピーチ・発表・ニュースなどを聞いて、内容を理解する練習をする。ディクテーションと漢字の読みの試験も実施する。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
平常点(出席・参加度・課題)30%、 小テスト・期末テスト70% |
日本語2 特別演習B[マンガで学ぶ日本語]
宮本 典以子(みやもと ていこ)水曜2限 N313
目標 |
話し言葉やマンガ特有の表現が理解できるようになる。 自分の考えが伝えられるようになる。 |
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内容 |
マンガやアニメの鑑賞(かんしょう)を通して、よく使う話し言葉を学ぶ。主に「学園」をテーマにした作品を扱(あつか)う予定。言語表現の学習等はピア活動とする。授業のはじめにマンガの多読タイムを取る。また、日本のマンガについての発表、交流を行なう。作品ごとの振り返りシート、まんが多読シート、発表資料を提出する。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度40%、提出物40%、発表20% |
日本語2特別演習B[ビジネスで学ぶ日本語]
笹目 実(ささめ みのる)月曜4限 N313
目標 |
どのようなビジネス場面でどのように話すのかを学ぶ。ビジネス場面でよく使われる文型や表現を学ぶ。 |
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内容 |
就活の場面でどのような会話をするのか、モデル会話で学ぶ。ビジネス場面などで使用される文型や表現に慣れる。ケーススタディとしてロールプレイをする。自国の就職やビジネスについて発表する。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業参加度40%、発表40%、語彙と表現の小テスト20% |
日本語1/2特別演習B[プロジェクト]
伊能 裕晃(いのう ひろあき)月曜1限 N313
目標 |
日本人学生とのディベートやグループ活動を通して、日本語の総合的な運用能力を高める |
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内容 |
この授業では、日本人学生と一緒に日本語でディベートを行う。最初に、日本語でディベートを行う方法を基礎から学んだあと、学期の前半は、身近なテーマでディベートを行う。学期の後半には、現代社会の様々な問題について、資料を調べ、準備をして、ディベートを行っていく。学期の途中で、生成AIを使ったディベートの練習なども行う。この授業は学芸大の日本人学生のための授業「学芸フロンティア科目F」と合同で行われる。 |
テキスト |
プリント配布 |
成績評価方法 |
授業への参加度(出席、授業態度)40%、課題30%、ディベートの評価30% |
日本語2/3 特別演習B[多読]
桂 千佳子(かつら ちかこ)金曜1限 N313
目標 |
辞書(じしょ)や参考書(さんこうしょ)を見ないで、母語(ぼご)にやくさないで、日本語を「勉強することば」からを「自分で使えることば」にする 。 |
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内容 |
4つのルールを守(まも)って、「多読の読み方」で教室にある好きなものを読みます。わからないことばがあっても辞書(じしょ)で調(しら)べません。メモもしません。「楽しい気持ち」で、どんどん読む「多読(たどく)」をします。読書記録をつけ、「おすすめの読み物」はみんなに発表(はっぴょう)し、その中から面白そうなものを読む「ブックトーク」もします。読みものは、「みんなで共有(きょうゆう)できるもの」とします。 |
テキスト |
*読むもの ①教室に準備してある本 ②授業時に紹介したサイトなど (自分だけの本は読みません) |
成績評価方法 |
読書記録(どくしょきろく)25% 授業時の取り組み(とりくみ)25% ブックトーク(発表)25% 学期末プロジェクト 25% |