Introduction to our seminar.


 本研究室は昨年度スタートしたばかりのため、現在行われているのは3年生を対象とした「卒論準備ゼミ」のみです。

名称は卒論準備ゼミですが、卒論のためだけのゼミではなく、参加者が必要としている内容について幅広く学ぶことを目的としています。

 最初の5回は、松尾が話題提供し、それについて話し合うというスタイルで行っています。5回のゼミの内容は、3年生3人が決めたものです。具体的には、3人が興味を持っていること、学びたいことをカード大に切られた紙にできるだけたくさん書き、それを3人分集めて似たような内容のものをまとめてゆき、最終的に5つにまとめ、それらしいタイトルとつけます。つまり、ゼミ参加者が自分たちでカリキュラムを決める方法をとりました。

 参加者から提出された5回分の内容を松尾が調整し、タイトルを修正して内容が決定されました。

 以下に、今年度前期で使用したゼミの資料を載せます。ただし、本当のゼミではこれに加えて図表や付録、事例などを載せた補助資料を使用しています。また、口頭で補ったり、資料を使って演習をしたりしています。したがって、ここに載せられた資料だけみても、よく分からない部分も多いと思います。

 内容は、ゼミ参加者(学部3年)に合わせていますので、心理学を学んだことのない人には難しくておもしろくないかもしれません。また、専門的に学んだ人にはものたりないかもしれません。ゼミの雰囲気をつかむために利用してください。



平成10年度 卒論準備ゼミ 前期


1.精神病理の基礎知識(6月25日)

2.動機づけ理論の概説(7月2日)

3.家族心理学・家族療法の基礎(7月9日)

4.支え合う人と人(7月23日)

5.現代の子どもをめぐる問題 (8月10日)



 

夏休みの課題は、文献研究をし、展望論文(レビュー)としてまとめることである。



ゼミ夏休み課題展望論文

以下の展望論文に対する感想、意見を募集いたします。
松尾、あるいはそれぞれのメンバーにメールでお寄せください。

中村陽子:「子どもの仲間関係に関する研究」

石井里那子:「家族システムの時間的変化」

西村昭徳:「中年期の危機的移行」



 
 

平成10年度準備ゼミ後期



 後期の準備ゼミでは、参加者が興味ある内容を出し合い、それを6つのテーマに分類し、担当者を決めて発表するという形式で行った。

1.「やる気と無気力について考える」    西村昭徳   (平成10年11月12日)

2.「仲間関係について」           中村陽子   (平成10年11月19日)

3.「老人心理について」           石井里那子  (平成10年11月26日)

4.「現代の子どもの問題行動について」  西村昭徳   (平成10年12月3日)

5.「心理療法について」           中村陽子   (平成10年12月10日)

6.「学校生活への不適応」         石井里那子  (平成10年12月17日)



 年明けの1月からは、毎月一回のペースでゼミを行い、卒論作成準備に入っている。

 なお、松尾は今年度に着任したばかりなので、現在のところゼミでの臨床的活動は行っていない。



ゼミ紹介のページへ戻る


ホームへ戻る