本校の図書館は校章のなでしこから愛称を「なでしこ図書館」と呼ばれ利用されています。
11月は「読書月間」で通常より貸出冊数を増やしたり読書記録をつけたりして、より本と親しむ機会の増える月になっています。
図書館では1，3，4，6年生を対象にそれぞれゲスト講師の方をお招きして「ゲスト授業」を行いました。
（写真左）「いし！イシ！石！～石の中にはなにがある♪」（「石」をテーマにしたブックトーク）
講師：前東京学芸大学附属特別支援学校司書 田沼恵美子さん
対象：小1
（写真右）「百科事典『ポプラディア』の使い方」講師：ポプラ社 上原てるみさん
対象：小３
（写真左）「動物園の楽しみ方」講師：動物写真家 さとうあきらさん
対象：小４
（写真右）「小学生のための図書館のつかいかた ～しらべる・考える・人に話してみる」
講師：中央大学 梅澤貴典さん
対象：小６
いつもとは少し違う雰囲気で、それぞれの学年に合ったお話をしていただきました。どの学年へも「新しい視点」を提示してくださった特別授業となりました。ゲスト授業での出会いをきっかけに子どもたちが新たな探究心や発見に出会えたなら嬉しく思います。
また、11月のなでしこ図書館は読書や本に関連した展示も多くありました。
毎年読書月間には給食の献立に「おはなし献立」が登場します。栄養教諭の先生と相談し、物語に登場する食材やメニューを給食の献立に取り入れます。
４年生の図工の作品は本の世界を立体化させた「本からとびだしたお気に入りの場面」は、物語の世界が本を開いて出てきたような造形になっています。図書館にある本から選んで制作したので、子どもたちにもなじみのある作品がたくさんありました。
3年生は夏休みに読んだ本の中からおすすめの1冊を紹介する「ぼく・わたしのおススメの本」を展示しました。図書館にある本は本と一緒に展示をさせてもらったので、紹介文を読んで本を借りていく子や友達の紹介文を参考に本を選ぶ子の姿が見られました。
毎月季節や行事に合った素敵な展示で大活躍の保護者による図書ボランティアさんは、12月のクリスマスに合わせて世界のクリスマスメニューを紹介する展示を作ってくださいました。
この展示に栄養教諭の先生も協力をしてくださり、12月の給食の献立では展示にもあるドイツのクリスマスメニューが登場します。
図書館の本や情報を通じて色々な発信・受信がされていて、なでしこ図書館はいつも元気いっぱいです。
（東京学芸大学附属小金井小学校 司書 松岡みどり）
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