日本の人口5.2％、つまり20人に1人がLGBTといわれています。
生きにくい生徒が一人でも減りますようにこんな図書を選んでみました。

「LGBTってなんだろう？」薬師実芳　2014　合同出版

「自分らしい人生設計ってなんだろう？」
「みんなが参加しやすいクラブ•部活•委員会って？」
と日常の何気ない視点から問いがなされています。
身近にある話としての導入に適した本です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「カラフルなぼくら」スーザン•クークリン　2014　ポプラ社

実在する性同一障害の6人の若者達へのインタビューです。
一人一人が個性的で、同一視しがちな考えを改めさせてくれます。
威勢のいい子、悩んでいる子、肯定している子、戸惑っている子。
「短編小説の様に順番にこだわらずに読んで下さい」と紹介されています。
好きなところからお読み下さい。


　　　　　　　　　　　　（東京学芸大学附属高等学校図書館司書　岡田和美)

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