まるごと あまんきみこ
2019-10-10 10:29 | by 岡島(主担) |
小学校2年生担当の教育実習生が『きつねのおきゃくさま』の授業を行うので、先生にきつねの本を集めてほしいと依頼されました。その時、きつねの本の他に、小学校の国語の教材に最も多く作品が掲載されているあまんきみこさんの本を紹介しました。 2019年9月30日に出版されたばかりの本です。
『あまんきみこ ハンドブック 』あまんきみこ研究会(代表宮川健郎)編著
1931年に満州で生まれ、『車のいろは空のいろ』でデビューされ、作家生活は50年をこえ多くの読者たちを魅了してきました。
「あまんきみこの人と作品」「あまんきみこの作品を読む」「キーワードからみるあまんきみこの作品を読む」「あまんきみこの周辺から」「あまんきみこをもっと知る」の5章から構成されています。授業における学習目標が書かれているので、読み手を育む教材として授業を行う手助けになる一冊です。
もう一冊あまんきみこさんが作品を書いたときの想いを書かれた本を紹介します。
「ちいちゃんのかげおくり」では本当はちいちゃんはいきるはずだったそうです。
『あまんきみこ ハンドブック 』あまんきみこ研究会(代表宮川健郎)編著
1931年に満州で生まれ、『車のいろは空のいろ』でデビューされ、作家生活は50年をこえ多くの読者たちを魅了してきました。
「あまんきみこの人と作品」「あまんきみこの作品を読む」「キーワードからみるあまんきみこの作品を読む」「あまんきみこの周辺から」「あまんきみこをもっと知る」の5章から構成されています。授業における学習目標が書かれているので、読み手を育む教材として授業を行う手助けになる一冊です。
もう一冊あまんきみこさんが作品を書いたときの想いを書かれた本を紹介します。
「ちいちゃんのかげおくり」では本当はちいちゃんはいきるはずだったそうです。
『あまんきみこと教科書作品を語らう』 あまんきみこ・長崎伸仁・なかすまさたか
東洋館出版社
あまんきみこの幼少期から創作を始めるまでの思い出や、あまんきみこのもとに届いた子どもたちからの手紙や授業での子どもたちの様子がインタビュー形式で書かれています。
あまんさんはもちもちの木のように、夜トイレにいくのがこわかったそうです。作品は読者の人生でその体験その心証により、子どもたちが自分なりに色々考えて想像を膨らませてくれることを望んでいました。
私も教科書作品を読んだことはありましたが、作者の思いを知ることにより、より作品が好きになりました。もう一度『車のいろは空のいろ』を読みたくなりました。
東洋館出版社
あまんきみこの幼少期から創作を始めるまでの思い出や、あまんきみこのもとに届いた子どもたちからの手紙や授業での子どもたちの様子がインタビュー形式で書かれています。
あまんさんはもちもちの木のように、夜トイレにいくのがこわかったそうです。作品は読者の人生でその体験その心証により、子どもたちが自分なりに色々考えて想像を膨らませてくれることを望んでいました。
私も教科書作品を読んだことはありましたが、作者の思いを知ることにより、より作品が好きになりました。もう一度『車のいろは空のいろ』を読みたくなりました。
(東京学芸大学附属竹早小中学校司書 岡島玲子)