途上国の女性の生活改善にむけて
2019-07-11 12:49 | by 渡辺(主担) |
SGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)指定校である本校では、さまざまな国際的課題を取り上げて研究をしている生徒たちがいます。
その中でも、毎年開発途上国における貧困や女性の労働について取り上げる生徒がおり、メディアセンターでは関連資料を取りそろえるようにしています。特に生徒たちの参考になっているのは、こちらの
『Women Empowerment 100: 世界の女性をエンパワーする100の方法』
ベッツィ・トイチュ著 松本裕(訳)英治出版 2016年
貧困解決のためには、女性はどのような取り組みが可能であるのかを、「保健」「健康」「エネルギー」「水と衛生施設」「家事を支えるエネルギー」の5つ分野から具体的アイデアを100事例あげています。
水を使った電気のいらないペットボトルの「ソーラーライト」や陶器と濡れた砂でつくられた「蒸発冷却器」など、便利な日本で暮らしている私たちには〝こういう小さな工夫で、生活が改善されるのね!”と、驚くばかりです。また逆に、途上国の女性がどのような困難を抱えているのか、ということもさまざまな事例を通じて知ることができます。
極力お金をかけず、それぞれの国で貧困解決のために女性が取り組めるアイデアの数々は、SGHの研究をしている生徒だけではなく、世界に目を向ける視点として他の生徒たちにもぜひ紹介したいと思っています。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:司書 渡邊 有理子)
その中でも、毎年開発途上国における貧困や女性の労働について取り上げる生徒がおり、メディアセンターでは関連資料を取りそろえるようにしています。特に生徒たちの参考になっているのは、こちらの
『Women Empowerment 100: 世界の女性をエンパワーする100の方法』
ベッツィ・トイチュ著 松本裕(訳)英治出版 2016年
貧困解決のためには、女性はどのような取り組みが可能であるのかを、「保健」「健康」「エネルギー」「水と衛生施設」「家事を支えるエネルギー」の5つ分野から具体的アイデアを100事例あげています。
水を使った電気のいらないペットボトルの「ソーラーライト」や陶器と濡れた砂でつくられた「蒸発冷却器」など、便利な日本で暮らしている私たちには〝こういう小さな工夫で、生活が改善されるのね!”と、驚くばかりです。また逆に、途上国の女性がどのような困難を抱えているのか、ということもさまざまな事例を通じて知ることができます。
極力お金をかけず、それぞれの国で貧困解決のために女性が取り組めるアイデアの数々は、SGHの研究をしている生徒だけではなく、世界に目を向ける視点として他の生徒たちにもぜひ紹介したいと思っています。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:司書 渡邊 有理子)