お盆に帰ってくる人は?
2011-09-08 13:24 | by 渡辺(主担) |
夏休みが終わり、メディアセンターは再び賑やかな日常を取り戻しました。
2学期早々にレファレンスで訪れたのは、高校3年生を担当する国語の先生。
高校3年生といえば、本校では帰国子女のみの学年です。
先生は、彼らに「お盆」についての話をしたのですが・・・
先生:「送り火の話をしようと、京都の大文字焼きを知ってますか?と生徒に聞いたら、
“おまんじゅう?”って聞くんです! じゃあ、お盆のときに帰って来る人たちは?
と尋ねたら、“サラリーマン!”って。確かにお盆の時期に帰省しますけどね。
お盆に帰って来るのは、サラリーマンじゃなくて、“死んだ人たちです!”と言ったら、
えーーー!!っと生徒たちのほうがびっくりしてしまって・・・・」
そこで、帰国子女に日本文化であるお盆や大文字焼きのことがイラストとともに
わかりやすく紹介された本はありませんか?とメディアセンターにいらしたのです。
レファレンスを聞きながら、司書の私も大笑い。
そこで、紹介したのが左の本。
『和ごよみと四季の暮らし』
新谷尚紀 監修
日本文芸社 1999年発行
画像やイラストが多く、日本の一年間の流れと
ともに行事の説明がなされていて、もちろん大文字焼きの写真も掲載されています!
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:渡辺有理子)