読書の秋に出会う一冊
2017-11-09 14:06 | by 松岡(主担) |
新着図書や日々のテーマに沿った図書の展示は司書が行っていますが
今回は図書委員会の児童の展示をご紹介します。
図書委員会の活動のひとつで「図書委員オススメの本」をそれぞれ図書館から選んで展示しています。
絵本から小説まで選んだ本のジャンルは幅広いので全学年が利用しやすく、
また、紹介文と本の表紙をカラーコピーしてラミネート加工しているので
本が借りられてしまってもわかりやすいです。
今回は図書委員会の児童の展示をご紹介します。
図書委員会の活動のひとつで「図書委員オススメの本」をそれぞれ図書館から選んで展示しています。
絵本から小説まで選んだ本のジャンルは幅広いので全学年が利用しやすく、
また、紹介文と本の表紙をカラーコピーしてラミネート加工しているので
本が借りられてしまってもわかりやすいです。
私もそうですが勧めた本を気に入ってもらったり利用してもらえるのはやはり嬉しいもので、
図書館を訪れた委員さんが
「あ、ぼく(私)の本が借りられてる!」
と話している光景を見かけました。
オススメ図書に注目するのは児童だけでなく
英語専科の先生がこの中から図書の時間に読み聞かせもしてくださいました。
「魔女ひとり」
ローラ ルーク著/S.D.シンドラー絵/金原瑞人訳
小峰書店
ぞくっとするモノたちが1ずつ増えていく、つみかさねうたのような絵本です。
ハロウィンが近い時期に読んでいただきました。
先生は原書をお持ちで、翌週英語での読み聞かせも行ってくださいました。
原書書名「One Witch」
Laura Leuck著/S.D.Schindler
Bloomsbury Publishing PLC
英語で読むと韻が上手にふまれていて、聞いていてリズムをとってしまう作品でした。
内容そのものは少し難しい英語でも先生が歌うように読んでくださったので
前週で内容を知っている児童たちは大いに楽しんでいました。
図書館にいる司書は一人でも
図書館にある本を勧める人は大勢いてほしいと考えています。
学年や立場を越えて自分と違うだれかのお気に入りに触れる機会が増えるように
図書の展示にはさまざまな人に協力してもらいたいと願っています。
(東京学芸大学附属小金井小学校司書 松岡みどり)